私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

警戒心にNOですか?

トリミングや、獣医さんで、または家で爪切りをするとか、そうですね、
雷などを怖がるとか・・・
怖くて暴れる犬を、または怯えてこちらの言うことに意識を持ってこれないような状態の犬に
「こら!静かに!」
とか、
「あ~、動くな」
とか・・・。犬の行動にNOを突き付けていませんか?

こうやって考えてみると、
「私はそんなことしないわ」
って・・・思うかもしれませんが?
では、怖くてリードを引っ張る犬には?
NO!!!って、言っていませんか?

犬の現れた行動に・・・NO!!!って。

宇都宮座学でお話したっけ?^^;んっと、、、
人間同士、怖くて隣りの人の腕にしがみついた時
「痛いわね!」
って手をはたかれたら?
その人を信用しますか?
腕をつかんだことをNOと言われて、ああ~、つかんだらいけないんだって
そういう学習ができますかね?ということ。

当たり前のことを少しだけ立ち止まって考えること。
そういうことが大切なことですね。
犬が恐怖、怖いという思いで一歩が出なければ心に寄り添いましょうという
温かい言葉でも、良く分からんね、という言葉・・・
心に寄り添うとはどういう事かというと?
怖いという気持ちを尊重してあげるということで、怖がって現れた行動に間違いを突き付けることではないと思います。

犬のトレーニングと称して、こういうすれ違いを往々にして行いやすい
だから犬の笑顔が見えないわけですね。
犬にも笑顔、ありますよね?感情、ありますよね?
まずはそこ。感情がないかのように扱うトレーニングがまだまだビックリするくらい多いということを
耳にするたびに、まあ余計なお世話的な発信をしなくてはいけない・・・のではないか的な^^;
気持になるんですね。
ひたすら、自分なりに、まだまだ頑張ります。

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