犬との挨拶、でも少し誤解というか認識の甘さがあるのではないかと思う点についてお話します。
一昨日の記事の続きでもあります。
多くの犬の中で、それぞれ飼い主さんとのコンタクト重視で犬をスルーする。
相手の犬はスルーされる、わけです。
ところが・・・
「挨拶上手の犬に挨拶をさせて、挨拶できるようにしたい」
と思っている方、それが出来ると思う方は多いのではないでしょうか?
経験上、
たとえその一頭の個体との挨拶が上手くできても
それがすべての犬との挨拶に般化できない、他の犬とはうまく行かない
わけです。
だから皆さん苦労するんですよね。
相性とかもありますしね。
一回出来れば次もできると考えて、多くの場合はうまく行っていないとお聞きします。
教育してもらっても、弱い犬には強く出る犬は多いし、
穏やかな環境で落ち着いていられる犬も、興奮している犬や環境では興奮に同調する、
キャパの違いで当然起こり得ることです。
では何が大切か?
あいさつさせられる機会があればそれを逃さず、
たとえ失敗しても犬を責めず、
一番大切にしたいことは、飼い主へのコンタクト。
「行かない」
「もうおしまい」
を伝えられる関係でいるということ。
伝えられるということは犬が怒らず、受け入れるということ。
この世の中にはいろいろな犬、形や性格の違う犬がいるということを生涯経験させ続ける、ということ。
皆で育てるという気持ちを忘れないこと。
失敗を罰しないこと。
大切なことって色々ですよね。
そういう気持ちを持ち合って、今日も名古屋散トレ
どうぞよろしくお願いいたします。