私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

まずは仲良くなることから

コミュニケーショントレーニングと言うオビーディエンスの前にしなくてはいけないことがあると考えます。
それは、犬に
「この人とコミュニケーションが取りたい」
と思ってもらうこと。
指示を嫌々聞くか、喜んで体現するか。まずはあなたの事が好きかどうかではないでしょうか。



大分ぼんやりしか見えなくなってきた目で、一生懸命私に注目します。
病院に行っても。怖い時に私を見ていたら安心って条件づけてくれてありがとう。
苦手な猫も、全くものともしなくなりました。^^;猫たちにも好かれてます。


人間はなかなか不器用なので(私も)これは必須です、というとそれしか目に入らなくなるものです。
息苦しいと犬が感じないために、まずは何もしない状態を認められるということが大切ですね。
家庭内で自分を守るという気持ちを抱かせないためにも。道具が通じる関係にならなくてはね。

最初に学ぶものは
犬との付き合い方で、
オスワリを教えたり、フセを教えたりということではないんです。
行政でのしつけ方教室などでも、順番が違うなと感じることは多いものです。

犬との付き合い方
というのは
犬という種を学んで、彼らにとって脅威になることを知ってその上でコミュニケーションをとれるような接し方
だと思います。
そうすれば犬の方から、
人間をもっと知りたいという心が生まれ、近づき、人間を大好きになってくれるということ。

すっごく基本的で、誰にも分かりやすいことですけど
順番が違うために(まず躾から入るために)犬を混乱させる結果になっています。

そのくらい、犬と付き合ったことのない方が今は犬と友達になりたいと願っているのです。
そういう方の気持ちを踏みにじらないように、順番正しく指導したいものだと思います。


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