吠えのお悩みは多いです。
直そうとしてもなかなか・・・難しいですね。
結果を焦るとなおさら難しいし、
そのシチュエーションで吠える(たとえば犬に吠えるという時、犬に会いそうな場所とか)という場合、そのシチュエーションを避けるという選択をする結果
いつ訪れるか分からないシチュエーションに怯えたり避けつづけたり
気が休まることがない、
というケースが多いですね。
訪れてしまったシチュエーションで爆発的に吠える犬を前に
取り組みを続けて来なかったことを悔やむ方はあまりいないです。
悔やまず、もっと罰的な方法に走りやすいですね。
または、知らず知らず、リードを持つ手に力が入るからリードがいつもテンションがかかっているとか
上記の犬に吠えるというケースでは、犬を飼い主さんが見つけた途端リードを強く引いてしまうとか。
そういう経験が重なると、
リードを引かれることで吠え始める・・・
リードの引きがきっかけ(先行子)になってしまうことが・・・あります。
(だからトレーナーがリードを持つと吠えなかったりします。無駄にリードを引きません。
私はリードショックもチェックもしませんけどね)
犬が良く吠える、という時に、一番効果的なことは
慌てない飼い主になること
です。
慌てると犬としての警戒心から余計に吠える、ということは当然考えられますもんね。
その時に
「慌てなければ吠え止みますか?」
と、質問するようでは無理です。
その質問が出ること自体、飼い主として犬への働きかけが出来る力がない、と言わざるを得ないからです。
ややこしい言い方ですみません。^^;
私の常です。^^;
取り組みは裏切りません。
それには当然(取り組みには当然)時間がかかります。
時間がかかるのは嫌だ、というのは受け付けません^^;
私たちトレーナーも、飼い主さんが学ぶのに時間をかけていただきます。
短時間で学べるものではないと思っているからです。
慌てないためには、
犬が吠えるケースで落ち着いていられるようになるような経験をたくさん積むこと
そして、飼い主の働きかけで吠えをストップさせることができることの練習を何回もすること
で可能になります。
人から叱責を受けないかどうか?心配になるから慌ててしまうという日常。
トレーニングの場では、犬が吠えても仲間は嫌な顔をしません。公園内にいる人から何かを言われたら
トレーナーが話をつけます。そして、吠えを止めるために働きかけます。
吠えを止めるために、リードショックで対処して咬みが出るようになった犬については、
まずは個人トレ。そしてマズルガードでの参加も可能です。
吠えなくなったら出て行く、では無理なんですね。
いつまでたっても出て行くことは無理でしょう。
理由は、飼い主の働きかけの部分を矯正しなくてはいけないからです。
ということで、今年も吠え吠えワンコさんの参加は当然多くなりますが、受け入れて、学んで
励まし合って行きたいと思います。
さて、明日は秋ケ瀬散トレです。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
寒いよな~~~。^^;