私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

どうしたら吠えてはいけない、吠え止んで欲しいと伝わるのだろうか

もともと犬が犬語を忘れているというより、私たちの無理解が故に 犬が私たちに語ることをあきらめている、からではないかなぁと 問題を抱えたペアーを見ているといつも感じます。 双方のチャンネル作りのお手伝いがトレーナーのお仕事なのではないでしょうか。 ってことでチャンネルって何でしょうね~? 犬たちが何かを学ぶ瞬間、理解できる瞬間。これを体験していただくために 「そうそうゲーム」 をしていただくことがあります。 座学などでも計画していくものの時間切れや単純に忘れてしまって^^;できないんですけどね。 クリッカートレーニングをされる方は 人同士練習として[犬の気持ちになる=クリックされる体験をする]をしてみたことがあると思います。  *そうそうゲームそうそうゲーム(シェイピングゲーム) 行動を形作るために誘導することをシェイピングと言います。(大雑把ですみません) シェイピングとは反応形成のことです。教えたい行動を細かくいくつかに分けて、 一つずつ行動を形作って行くことを言います) このゲームのルールは 用意するもの 1:動物役 2:トレーナー役 3:「そうそう」という言葉 の3点です。 動物役は、トレーナーが希望する行動をとらなければいけません。 じっと考えているだけではだめで、まずは動いてみましょう。 トレーナーは、望む行動に向うすべての行動に「そうそう」というマークを与えます。 トレーナー役の方は注意して行動が始まる瞬間や行動の最中にマークできるようにします。 たとえば、 動物役の人に、とってもらいたい行動が 右手を頭の上に乗せる だとします。 この時、右手を動かすときにすでにマークを与えなければいけません。 じっと待っていると、頭の上に乗せるだけでなく、頭をかきだしてしまうかもしれませんね?慌ててマークすれば、動物役の人は、「頭をかくこと」が正解だと思ってしまいます。 そこから、手を頭に乗せる、に行動修正することはとても難しいのです。 観察して正解のマークを与えるタイミング、に集中しましょう。 犬と対している時に、常に「そうそう」で誘導できる関係になると 人に話すみたいに 「そうそう、お利口さんはどうするの?」 って言葉が口からでちゃうんですね。 一旦そういう関係になってくると、そのシチュエーションでしてほしい行動に 「そうそう、お利口さんはどうするの?」で誘導できてきたりします。 阿吽の呼吸ですかね。 リードの引き方や、褒めるタイミングよりももっと根源的な関わり合い方。 犬からのチャンネルはこうして開かれると思っています。 では?人のチャンネルは・・・ どうしたら吠えてはいけない、吠え止んで欲しいと伝わるのだろうか もチャンネルが開かれていないと伝わらないのではないでしょうか。 もっともっと考えてみましょう。私たちだって犬に応えてあげなくっちゃ。 クリックでの応援よろしくお願いいたします。 にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ

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