私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

咬み犬の法則・・・?

おとといは、こたろうのかあさんのお宅にお邪魔してきました。 お邪魔するだけではありません。 こたろうくんのカウンセリングね。

こたろうくん頑張れ~。応援してるよ。byチャーリー ブログはこちら。 わが家にワンコがやってきた http://teruterubouzu.blog68.fc2.com/ 遺棄犬・・・ 推定4~5歳。 犬を飼うのは初めて・・・ いろいろお悩みやら迷いやら心配やら、たくさん抱えて一杯一杯にもなりますね。 当事者の立場に立てば当然のことだと思います。 最近のお悩みは、咬み。 興奮して咬む、ということですね。 ただ・・・流血ということもなく、一度お嬢さんに血を出させるような咬みつきが出たということ。 ムツゴロウさんの本の中に、咬み犬の法則なるものが出てきますね。 その過程の中で弱いものから順に咬んで行く、みたいな・・・ その記載にまたまた心配のが大きく膨らんでしまう、これもいたしかたないかな。 では、このことについて考えてみましょう。 例えば、お子さんに歯を当ててしまった、咬んでしまったとします。 その時、 我々専門家は何を見なくてはいけないでしょうか? (もちろん、飼い主さんもそうですよ) また、何が必要かな? それはムツゴロウさんのいう、咬み犬の法則という知識を持っていることではありません。 ムツゴロウさんはそういうために法則を持ち出しはしませんね。 頭でっかちはよくないですね。 では、何を見ますか? 一つは、 子供さんは犬の嫌がることをして噛まれたのではないか? ということ。 もう一つは? 犬をしっかり見て、噛みつき犬になる要素があるかどうかを判断できること、です。 たまたましつこくされて 咬んでしまったのが子供さんで、その場面だけを切り取って犬を処することがないように。 犬の目は卑屈ではないか? 真っ直ぐに笑みをたたえているか。 触れた時に緊張はないか。 人のそばへと近づいて匂いを嗅ぎに来てくれるか? その時、一瞬で咬み犬になる要素がその犬にあるかどうかを判断します。 問題行動といわれるものは、 実は突発的な深い意味のない行動に 人が焦点を当てすぎて定着させ、深刻化させたものでないかどうか その点も注意深く観察しなければいけません。 こたろうくんは、穏やかな訓練性能の高い犬です。 飼い主さんはこたろうくんのことが大好きで、より良い暮らしのために 努力を惜しまない所を高~く評価させていただきたいと思います。 ただ、ちょっと、 ご自分たちの犬への安心感が、こたろう君は実は自分たちが考えるより 良い仔なのではないか? が揺らいでしまった、それだけ情報が多すぎるということでしょう。 お伺いして、こたろう君への愛情を感じました。 その感情のままお進みくださいと願っています。 ですので、大きく方向さえ間違わなければ、この先小さなごたごたがたとえ起きたとしても 泣いたり困ったり、ご家族で乗り越えていけるのだろうと確信しています。 (お買い上げいただいた、フリースラインドハーネスも 何の苦労もなく装着! アドバイスした口輪、簡単に装着できてました。必要ないみたいね、良かった) 犬を良く飼おう、という方に出会えて、 今日も頑張れる私であります。 応援よろしくお願いいたします。 にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村 2月のトレーニングの予定を立てました。 【2月のお散歩トレーニング】 2月3日(水)・6日(土)10日(水)・13日(土)・20日(土)・27日(土):開始時間は午後1時です 【2月の基礎トレーニング】 2月2日(火)・9日(火)・16日(火)・23日(火):午前10時から2時間程度

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