さあ、 思ったより大変な犬のお散歩。
運動経験のある方には何にも大変ではなかったりしますが それでも、30キロを超えたような犬が引っ張れば、男の方でも大変だと思います。
なぜ引っ張るのだろう、 引っ張りを矯正するときにまず考えなければいけないことです。 その点を考えるのが面倒だったり、 説明が面倒だったり、 方法を手っ取り早くしたかったり・・・ そういう場合に便利な考え方、方法、それは何だかわかりますか? 犬は引っ張って人を支配する。
犬の引っ張りを許すと、人を支配するようになる。 これがその便利な考え方。 では、便利な方法は?
前に出たらリードを引いて(犬を引き倒すくらいの力で引いて) 首にショックを与え、前に出たら痛みを感じさせて 前に出ると嫌なことがあると覚えさせる。
そして、人の指示に従えば(=脚側で歩けば) よしよしと、褒められる。 犬や人を見かけると嬉しくなって近づきたくなる。 猫を見ると興奮する。
車や自転車に飛びかかろうとリードを引く。
犬が怖くて逃げようとリードを引く。
犬を見つけると吠えが出てリードを引く・・・ という原因があった場合、一つずつ慣らしのための練習をしなければいけないわけです。
非常に面倒ですよね?
面倒ですので手っ取り早く、簡単な方法を(実は簡単ではない)選択してしまう。 このような方が多いのではないでしょうか?
実は・・・裏技的発想かしら? ちゃちゃっと、みんなに、とりあえず試す。 これを何と言うかわかりますか? マニュアルですね。
性質、性格の違う命を、一つの方法で賄おうという方法がそもそも間違いなのです。
あなたが、トイレに行きたくて走りだしたとしましょう。
走っては行けない場所だったとします。
「走るな!」 と足を払われたら?どうしましょうか? 犬の行動だって、そんなもの(笑)ですよ。
深い意味はないでしょう。 ただ気持ちが急いているだけ、支配なんて大それたこと考えている顔に見えますか?(爆)
・・・ そんな、日常の行動なのですから、もっともっと我々は 常識を働かせて考えたらどうでしょう?
犬は支配して人を襲ったりはしませんよ。 せいぜい、大いびきで安眠が妨げられるだけかな、とか・・・我が家の場合はそんな感じ。