リードを持つ手はいつも力を入れないようにしてくださいね。 手の中でスルスル動くくらいがいいです。 咄嗟の時、力を入れてもすぐに押す、と言うか緩めていただきますので 本当は手は痛くないはずです。 全く痛くない、ということはないでしょうけど、 やはり痛すぎる、ということは、力が入り過ぎでしょうか。 どんなに大きな仔でもそうですよ。 決して私の手の皮が厚い、ということではないはずです。(きっぱり!)
http://www.youtube.com/watch?v=7MuaG3zW0yc
では、続きます。
1分5秒ほどで、オンリードのおいでになってますね。 座るルナちゃん置いて行かれました。 リードの長さ分離れて、瞬間対面の形になっていますが、 背を向けて歩きだしますよ~。
ついてきますよね? これが呼び戻しの初めの一歩ですかね。 やはり、 「待って~♪」 という感じになります。
置いて行かれたルナちゃん、多分癇に障ってしきりに飛びついていますよね~。 これも若さゆえです。 このくらいのやんちゃさを許さないでどうしますか? 支配性と言って決めつけるから飼い主さんは怯えるのです。 飛びつきにも無視を決め込みましょう。 これが絶対的な権威の示し方ですよ。 リードショックは権威ではないです。叱り、罰ですので理解してくださいね。
1分19秒、足に絡まったリードを外す。外す方向に飛びついてきていることに注目。 では次、22秒。 リードを持つ手をつい高くしてしまったので、飛びつきを誘発してしまいました。
手は高く上げないようにしないといけないです。 手を噛まれるのが嫌だから手を高くすると飛びつきが出ますから注意です。 若い犬はホルモンの影響もあって、イライラしやすいです。 お家ではなじみの環境で落ち着いていられても 新しいこと、広い場所、楽しい雰囲気で気分が高揚すると ついついいろいろやらかすものです。 今、お散歩トレーニングに継続して来てくれている仔たちをみても “いつかは落ち着く”が絶対に間違いがないって感じさせてくれます。
混乱の時期を、いかに辛抱できるか。 辛抱できずに、罰を多用して犬の心をさらに混乱させてしまうか。 自分が人として成長してきたように、犬も成長します。 成長には段階があるし、個性が出ます。それにしっかり向き合える そんな飼い主さんをサポートできるトレーナーでいられるように 精進したいと思っています。