私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

ホールドラッピング効果

私が 「大丈夫よ~。あっちへ行こうね~」 と平然と、進む方向を指示すると???な顔のまま歩き始めました。 私の声、ハンドサイン、 最初は存在そのものが嫌で嫌で仕方がない。 ダブルリードにされちゃって、斜め後ろにはついてくるし・・・ 「なんなの~、この人~」 って感じでしょうかね。 でも、飼い主さんは歩き続けるし、歩いていると 歩いていることに集中しやすくなるので、意外に 私の存在が気にならなくなってくるものです。 こういうことから、問題行動を現す犬のカウンセリング時には、 運動は足りていますか? とお聞きしてます。 飼い主さんと一緒に歩くという共同作業を毎日していますか? ということが大事なんです。 運動は脳細胞を活性化させます。これはまたいつかお話しますね。 で、私のことがあまり気にならなくするために、さらにできることは? ハーネスでのホールドラッピングですね。 体にじんわりと圧をかける・・・感じで、リードを引いては緩めます。 歩いている間ず~っと。 だから効果は抜群です! 今まで、怖いと感じる外を歩いていると、首にびしびし痛みが来ていたのに 何だか・・・気持ちがいい。。。落ち着く~。 と思わせたいですね。 そうすると、目が違ってきます。 尖っていた目が、とろ~んとした目に変わってきます。 目が変わってくると、ハンドサインに気がつくようになります。 ハンドサインに気がつくようにするために、ホールドラッピングをします。 我にかえれよ、という思いを込めて。 体への働きかけですので、直接犬の体に触れてあげるのも緊張をほぐすためには 有効な方法です。 あなたが、犬にとって有効な人(?)であれば。 罰を与える人ではだめですよ。 触ることで余計に緊張しますから。 だから・・・叱りの弊害はそういうところでも出てしまうのですね。 安心させたいのに、触られてびくっとされるようではどうしようもないですもの。 とっさに触られるのに慣れておくと、老犬になって目や耳が不自由になっても 触られるストレスが少なくて済むかな?と思います。 ココに、フリースラインドハーネスを装着してみました。 簡単装着です。 えっ!?お腹? 食欲が落ちず、夏のお散歩が足りなくて、ぽっちゃりお腹・・・ 何気に スルーしてやってください。

ココも2歳頃までは触られることに敏感でしたよ。 遠慮なく、ガンガン触って、触られることに鈍感にさせてしまいましょう。 皮膚感覚の敏感な犬は、最初は手のひらで撫でるよりも手の甲を使うといいですよ。 ちょっとしたワンコさんとの触れ合いのコツですね。

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