私は社会化のドッグトレーナー 第3章

犬との暮らし方教室 犬の森

叱らない





ブログを始めた頃は、まだ褒めと叱りを使って、メリハリをつけた方が
犬にはわかりやすいかと考えていたこともあって、
最初の頃の記事と、今では、かなりトレーニング法も変わってきています。

なので、時間があるときを見つけて記事の修正、また修正しきれないときは
削除して対応しています。
過去記事でのお勉強をされている方々へ混乱のないように
急いで済ませようと思っています。

新しい読者の方は、9月以降の記事から参考にしていただきたいと思っています。


以前と、現在の違いは、一言で言うと叱らない
ということです。

結果がついてきています。これで行こうと思っています。




昨日もご紹介したこの動画・・・
やらせではありません。^^
TVなどでは、こういった出来上がりの前のトレーニングをすっ飛ばして
「はい!出来上がり!」
みたいなところがあるらしくて、なにか微妙に引っかかりを感じます。
たとえ、一回で成功しても、これから先ず~っと成功し続けるかは定かではありません。

犬を過大評価することは、犬を苦しめます。

TVを真似して、おもちゃや、チョーク、褒め方などを試してみたところで
上手くいくわけがありませんよね?
魔法はありません。魔法を求めるからややこしくなる。

さて・・・話を戻して、この動画についてお話ししましょう。
ジャックラッセルテリアのひよちゃんは実に不安定な状態でした。
月に一度の土曜日開催のお散歩トレーニングに母犬まつちゃんと一緒に参加しました。

まつちゃんは一目見て、大丈夫と感じましたが
ひよちゃんはママから離れることができず、私はハンドリングをあきらめ
まつちゃんをハンドリングしました。
観察すると、様々なものにいちいち反応して、威嚇吠えと相手に受け取られる吠えを
ず~っと続ける状態。
一年前まで強制訓練をうけ、成犬の社会化教室に通っている、というお話をお伺いしました。

ということで一昨日の記事を書きました。
http://ameblo.jp/syakaika-dog/day-20090124.html

ひよちゃんは誤解されていたのです。
この仔にとって、吠えは、攻撃ではなく防御だと感じました。
その証拠に、吠えてはママのところに帰って来る・・・

私がハンドリングしている間も、ママの姿をず~っと探している状態でした。
分離不安な感じですね。
原因は、叱られ続けて(強制され続けて)自分のすることに自信が持てない、ということ。
行動を自分の意志で決められない。
何をしても自信がない。
自分を守る吠えさえ、否定されて・・・混乱状態ですね。可哀そうです。

私は・・・
引っ張られればついて行き(リードを押し戻し、たるみをつけることは忘れません)
匂いかぎに付き合い、
名前を呼んでおやつ、リードを軽くチェックしておやつ。
何度か近くの犬にガウッってさせるという失敗を私がさせてしまいました。
でも、叱らない。私の失敗。
吠えの出る前に、チェック(リードで軽く引いて首に合図する)これを繰り返します。
笑顔でね。褒めながら。
そうすると、1時間半も一緒に歩けば、
吠える前に、こちらを気にするようになるんです。
叱られないから。
私という人間を信用してくれるんですね。ありがたいことです。

で!この動画ですね。
歩いていないと緊張は高まりやすく(でも、ママから離れていられるでしょ?)吠えがでてしまいましたけど、
吠えた、舌で音を出して合図して
首にチェック入りました(よ~く見ても分からないくらいの軽いチェックでしょ?)
振り向いた、座った(座らなくても全然かまわないんですけどね。サービスですかね?いえ、そう言うように条件付けされているのかもしれないですね、今までの訓練で)。
この場で何回か繰り返して吠えないでこちらに帰ってきてくれましたよ。


明日に続きます。
明日は総合的なおさらいです。

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