今日お話しするのは、社会的距離についてです。
?????
ですか?
昨日のお話にも通じることなんですね。
いきなり近づく、といことにからんだお話。
ここで、皆さんに想像力を働かせていただきますね。
用意(?)はいいですか?
ある日、お天気がいいのであなたは一人で公園にお散歩に出かけました。
まだ、朝の6時、犬のお散歩をしている人以外見当たりませんし、ベンチで休んでいる人はいません。
読みかけの本を片手に、お気に入りの場所のベンチに座ったあなた。
ふと、気がつくと、見知らぬ人物がやってきました。
「???」
他にたくさん空いているベンチがあるのに
なぜかその人物はあなたの座っているベンチに腰かけたのです。
どうでしょうか?
他にもベンチはある、わざわざ同じベンチに座らなくたってよさそうですよね?
その時のあなたは相当、居心地が悪いと思いませんか?
「そんなにそばに寄らなくたっていいのに」
これが、社会的距離を考える上で、大切な心情です。
どうか。想像力を働かせてくださいね。
目をつむって、そんな場合どんな気持ちになるか、考えてください。
その時!
その隣に座った人物が、いきなりあなたの方へ手を伸ばしてきました!
さあ、あなたならどうしますか!?
手で、相手の手を振り払いませんか?
もう、お分かりでしょうか?それが犬が咬むということ。
それが犬の気持ちです。
犬は言葉も人間の行動心理も理解しません。
なので、
なぜ近づいてくるのか、理解できないのです。
近づいてこられたら、居心地が悪いと思いますよ。
しかも、手を伸ばされたら何らかの反応をするのではないでしょうか?
逃げるか、立ち向かうか。
ある一定の距離を保ちたいがために。