昨日の続きです。
何だかこれが引っ張りの矯正と関係あるのだろうか?
とお思いでしょう。
でも・・・
カテゴリーは引っ張りの矯正だし・・・
はい、大丈夫です。
私は忘れておりません。
で、もう一度昨日の続きです。
前ぶれ→罰ときました。
引っ張りのとき
実際行われている罰とはどのようなものがあるでしょう?
一番多いのは
リードで強くスナップをかけるということではないでしょうか。
中にはリードの持ち手で犬を叩く事をよしとしている方もいますね。
このような罰を与えられた犬は何を思うでしょうか?
「ああ~、引っ張ったら強く引かれた。
もう引っ張らないようにしよう」
そう考える犬は何頭いるでしょうか?
飼い主の与える罰が不愉快で嫌なので
とりあえず横を歩いておこう、
でも興味があるものがあったら引っ張っちゃうかも・・・
で、引っ張れば・・・?
今度は何倍もの力で首にショックを与えられるでしょう。
常時首にテンションがかかった状態は
犬それぞれに違う興奮状態を生みます。
中でも厄介なのは、先ほどの罰としてのショックと
テンションのかかり具合が、
さらなる罰の前ぶれになってしまう、
ということ。
犬がそれを(罰を)想像して手当たり次第咬みつく
という先制攻撃も発現するかもしれません。
こういうことから言えば、罰はNGです。
たとえ効果のあった罰であっても、
次の効果があるとは言えないですし、
犬の攻撃性を生んでしまうという最悪の結果になるかもしれない。
または、氷のような目で
ただ、義務的に歩いている・・・
これが心を壊すということです。
次回に続きます。