基本トレーニングの最後は「オイデ」です。
これだけは、どうしても。
ですね。ただ、この指示語、結構犬に無視されませんか?
もしくは、そばまで来るのに、手の届かないところで止まってる、とか。
生活の中での「オイデ」は「どんなときにもそばにくる」ことですが
いかがでしょう?
おたくのワンコは大丈夫ですか?
・・・うち?ですか?
ちょっときびしいかな?
3頭それぞれ、カレンが一番反応がいいかな。
ココは、お家の中ではおやつがなければ来ない。
「オイデ」って言わなくてもおやつがあればすっ飛んでくる
という典型的な小型犬のパターン。
チャーリーは・・・
彼はやっかいですよ~。
変に頭を働かせますからね。
「チャーリーおいで」って呼んでも家の中では来ませんね。
四分六の割合で来るようになってきましたが。
えっ?四分が来るほうですけど・・・。はは・・・。
発展途上ですから。
でも、「ココおいで」とか、「カレンおいで」って呼ぶと
一番先にすっ飛んでくるのはチャーリーです。
これなぜかというと、こう考えるからです。
「はは~ん、ココやカレンだけおいしいものもらえるんだ」
または
「僕には嫌な事されないだろう。だって名前呼ばれてないもんね。」
・・・みたいな。
実はどこのご家庭でもそうですが、名前を呼んでおいでをしてから
犬の嫌がること、しちゃっているんですよね~。
我々は結構無意識に。
でも、犬の頭の中には強烈にインプットされているんですね。
名前→おいで→嫌な事、もしくは、
おいで→嫌な事。
ですので、胆に銘じていただきたいポイントは、
(失敗を元にしていますのである意味、説得力ありますよ~)
「オイデ」と言ったら決して嫌がることをしない、ということです。
例えば、「おいで~ハウス。」とか、
「おいで~、ブラッシングだよ」とか、ハミガキとか、
犬にとって喜ばしくないことをしない、ということです。
ということは、「オイデ」を練習するときは、
楽しい事をセットにすればいい、(チャーリーの場合は食べ物)
ということですね。
次回、「オイデ」の実践編です。
パピーを育てている方は、最初が肝心ですよ。
また、チャーリーのように頑固な犬の飼い主さん、
大丈夫、チャーリーだって出来てきたんだから、絶対出来る。
頑張りましょう。