私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

足元まで来させてハーネスをつかむ

今日の復習記事はこちら。


基本トレーニングの最後は「オイデ」です。
これだけは、どうしても。
ですね。ただ、この指示語、結構犬に無視されませんか?
もしくは、そばまで来るのに、手の届かないところで止まってる、とか。

生活の中での「オイデ」は「どんなときにもそばにくる」ことですが
いかがでしょう?
おたくのワンコは大丈夫ですか?

・・・うち?ですか?
ちょっときびしいかな?

3頭それぞれ、カレンが一番反応がいいかな。
ココは、お家の中ではおやつがなければ来ない。
「オイデ」って言わなくてもおやつがあればすっ飛んでくる
という典型的な小型犬のパターン。

チャーリーは・・・
彼はやっかいですよ~。
変に頭を働かせますからね。
「チャーリーおいで」って呼んでも家の中では来ませんね。
四分六の割合で来るようになってきましたが。
えっ?四分が来るほうですけど・・・。はは・・・。
発展途上ですから。
でも、「ココおいで」とか、「カレンおいで」って呼ぶと
一番先にすっ飛んでくるのはチャーリーです。

これなぜかというと、こう考えるからです。
「はは~ん、ココやカレンだけおいしいものもらえるんだ」
または
「僕には嫌な事されないだろう。だって名前呼ばれてないもんね。」
・・・みたいな。

実はどこのご家庭でもそうですが、名前を呼んでおいでをしてから
犬の嫌がること、しちゃっているんですよね~。
我々は結構無意識に。

でも、犬の頭の中には強烈にインプットされているんですね。
名前→おいで→嫌な事、もしくは、
おいで→嫌な事。

ですので、胆に銘じていただきたいポイントは、
(失敗を元にしていますのである意味、説得力ありますよ~)
「オイデ」と言ったら決して嫌がることをしない、ということです。
例えば、「おいで~ハウス。」とか、
「おいで~、ブラッシングだよ」とか、ハミガキとか、
犬にとって喜ばしくないことをしない、ということです。

ということは、「オイデ」を練習するときは、
楽しい事をセットにすればいい、(チャーリーの場合は食べ物)
ということですね。

 




いや~、わが家の犬たちもかなり進化を遂げていると^^;この記事を見ると分かりますね。
って、私の進化^^;でもあるか・・・



オイデ、ですね。

上記の記事に付け加えてお話しするとしたら。。。


ハーネス装着または首輪装着時でしたら、ハーネスや首輪をつかむ、ここまで行います。
何もつけていない状態でしたら、座り込んだ足の間や、立ったままの足の間に呼び寄せるように
体を体にくっつけるくらいになるまで来て初めて「オイデ」の完成にしておきましょう。

飼い主さんが手を伸ばしてぎりぎり届かない位置で止まる、または座る
それを常にしておくと、いざ外でリードを装着したい、体を引き寄せたいという時に
身をかわされる・・・^^;ということを招きやすいと思います。

呼びます、来た、ハーネスをつかむ、次におやつ(ハーネスをつかみつつおやつ)おやつを食べ終わる前にハーネスをから手を放す

これを一セット。

以上の方法を「オイデ」練習に組み込んでください、ということです。


過去記事復習も面白いですね^^


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