飼い主が成熟した大人で、、冷静でなければ、犬は穏やかな性格にならない。
犬にとってお散歩は大切な情報収集の場です。社会的な動物であるという意味、犬には犬の仲間が必要で、それは多頭飼育するとかドッグランで遊ばせるという意味ではなくて(それが可能であればそうしてあげるのも良いと思います)、匂いのお散歩と言って、匂...
Posted by 夏目 真利子 on 2016年1月14日
動物が幸せを感じるとき―新しい動物行動学でわかるアニマル・マインド
- 作者: テンプル・グランディン,キャサリン・ジョンソン,中尾ゆかり
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2011/12/21
- メディア: 単行本
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↑テンプルグランディンの上記の本の中の一文です。
自分への戒めですかね。
穏やかな性格に育てるためにストレスをかけないとかの方向に向かうのは犬にとっては囲い込みになり、ストレスを除けない人間側にとってのフラストレーションになり、人間が穏やかではいられない、
そんなことになっている人からの相談はとても多いものです。
私のように不真面目で^^;まあまあでやっていれば追い詰められないと思いますが、まじめな方がお手本通りできなければいけないと思うことが、成熟とは程遠いものにしてしまうようです。
私たちには感じられない匂いや音から警戒の本能的な行動が生まれることがあります。
私たちには防ぎようがない、というより、その行動は彼らの能力なので、なくそうとするのではなく
「そうなんだ、なにがわかるの?」
と尋ねる気持ちがまず必要だと思います。
年を重ねるごとに植物に対して愛おしさが増してくる。そっと顔を近づけると
それぞれの香りがします。
知らないことが少しだけ分かった感じがします。
心が豊かになる。自然の中に犬と出かけましょう。家の中に小さな自然を育てたいですね。
今日もよろしくお願いいたします。
素敵な一日を~。