さて今日は横浜座学です。
定期的に学んでいただいていますので、初めて参加したいと思う方には少し難しい内容と感じるかもしれません。
まずはブログを読んでいただけると嬉しいです。
信頼関係を持ち出すことが好ましくない、という声も聞かれますが、犬は人に飼われたいと言っているのか?とかね。犬の気持ちを思いやるのは大事だけれど、見当違いの思いやりもあるのではないかなぁって思いますが・・・、どうかな。
目に見えない感情、気持ちの部分だから分からないかもしれないけれど
でも何となく分かるじゃないですか?
繋がっている感じ。
信頼関係はあなたが好き、という感覚と同じではないかなぁと思います。
だからしつけと称して犬が怖がること痛いこと辛いことをしてはいけないのです。
今辛抱して辛いしつけをすれば信頼関係ができると言われた古い訓練はなくしていきたいですね、特に家庭犬には全く必要ないと思います。
同じ家の中で檻がない中で暮らすという意味について考えましょう。
犬のココロをよむ――伴侶動物学からわかること (岩波科学ライブラリー)
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の中のP15に社会緩衝作用が出てきます。私は社会化に必要な最初の一歩がこの知識を持つことだと思ってます。
親和的な関係を築いた人がそばにいるとストレス反応や不安行動は軽減される、とあります。
お母さんと一緒だからチャレンジできるよって・・・いうこと。
私たちは犬を迎えて、犬の親になれるように努力します。いい時も悪い時もあるけれど、一生面倒見よう、見たいよ、そういう気持ちがとても強いです。
日々強くなりませんか?
だからそれをぶち壊してしまうようなアドバイス、
たとえば服従するまで仰向けで押さえつける、というような力を使った方法
そういうものはなくして行きたいものだと思います。
今日もよろしくお願いいたします。素敵な一日を!
多くの方に伝わりますように。応援よろしくお願いいたします。