私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

人の評価を気にしすぎる自分

おはようございます♪ 小田原もう雨降り出してきてます・・・。

明日は宇都宮なんだけど、どうかな。

 

座学の翌日、いつものように廃人^^;となってます。 なかなか浮上するのに時間がかかりそうなくらい、かなと。少しずつペースを取り戻したいです。 さて・・・私たちは良い変化を求めて、新しいことを初めて見る時 「きっとこれで何かがかわる」 という期待を抱きますよね。

だからものが手に入るまでが、本当にワクワクします。 トレーニングもそうで、きっと何かが変わる、変わりそう、きっと・・・。 でも多くの場合、相手を変えようと思うと変わらないジレンマと周りからの評価が気になって自分がすっきりできなくて、すっとするフラストレーションがかからない方法に逆戻り,なんてことはよくあることです。 自分がどうありたいか、という欲求でしょうかね、そういうものの裏にあるのは。 みんな水戸黄門さまの印籠が欲しいわけですね。 一瞬で変わる、自分にとっての印籠。 残念だけど、妄想に過ぎない印籠。追い求めると結構つらいです。 チャーリードッグスクールはまずそういう印籠を捨て去っていただきます。 あなたが犬にとっての印籠である必要もないし、他人の印籠になることは違う。 自分はこういう方法でトレーニングしていると示したい気持ちも印籠だったりすると、自分の歩みは厳しいものになりませんか。 印籠は多くの場合依存を生みますね。 作ろうと思えば思うほど、それがないと不安になる。

ありのままの自分で、問題を一緒に笑いあう時、印籠なんていらないの。鎧もいらない。 丸腰でも誰も責めないし、求めすぎないし、許してくれる。 そういうゆる~っとした生き方が、過剰なフラストレーションから自分を解放してくれてリラックスでき、結果犬たちに安心を伝えられるのではないでしょうか。 何かをするから伝えられるのではなく、何もしないから伝えられる。 「何もしていない」 と責められることが多いと、責められないように頑張る、そういうことはありませんか? まずは自分を楽しく生きてみましょう。暮らしてみましょう。 整えようと思う時、何かをしようとし過ぎないでほしいです、 一旦何もしないゆる~っとした時間を犬と過ごしてみませんか?焦らなくても大丈夫。

昨日も咬みについてお悩みの方多かったですよね。 毎日家の中で向き合うフラストレーションは半端なく辛いと思います。 だからまず、自分がつらくない方法で。 支配は印籠なんですね。それを見せれば犬は一旦服従するかもしれない、でも一年中、一生涯 あなたは印籠を示し続けるのですか?

犬は成長し、人間の暮らしぶりが自分に危険を及ぼさないと経験すれば、辛抱する気持ちは育ちます。 辛抱させるからできるのではなく あなたのために辛抱する動物ではないかな?あなたが好きだから我慢する。 だから、何に対して我慢させるべきかもっと学ぼうとあなたは思うはずです。

間違えないように。 子どもに犬は飼わせてはイケナイというのは、金銭的なことだけではなく上記の間違えないという責任を期待できないということが大きくないでしょうか?

服従させると称して犬をいじめることを教育だと思うのは間違いだと思います。 何をもってイジメているのか・・・は、犬という動物についていろいろ学んでいく過程で自然に理解できてくるものです。

その時自分のしてきたことに衝撃を受ける方もいるでしょう。 さあ、 そこからかなと思います。

犬はすぐに変化します。こちらが何もしないとわかると。 怖さを隠して怖いまま犬に印籠で支配しないようにしたいですね問題がこじれます。 怖いのなら、怖くないような方法で取り組んで犬の心のざわつきをおさめて。すると攻撃的な行動が現れる間隔があいてきます。

一旦ついてしまった攻撃性、それが瞬時に現れるスイッチは ネガティブなもので入りやすくなります。 楽しい経験で上書きしていきましょう。 犬に対して取り組むことを一旦お休みして、自分のお勉強を続けてみてくださいね。 お勉強までお休みすると、また攻撃的なものが出た時奈落の底に落ち込みます。 落ち込まないためにも、勉強こそやめてはダメだと思います。

こんなにも有益なトレーニングについての常識がすぐに手に取れるところにたくさんあるのに 強制的な虐待チックな方法に寄せられる人が後を絶たないのはどうしてでしょうね?とみなさんに問いかけました。

2007年、ブログを始めた当初は、 「どこを探しても叱らない、チャーリーママの方法はなかった。やっとたどり着いた」 という人が多かった。でもそういう人の中にもまたまた逆戻りしているのは?何が原因でしょうか? 依存できる印籠が欲しくなっちゃうんですね。

そして何かがうまく行かない時、優しい方に責任を押し付けて自分のフラストレーションを一旦鎮めたくなってしまうのではないでしょうか。 犬の問題行動、本当は犬の心理よりまず自分の心理なのではないかなと 日々相談を受けている中で思うことなんですね。 まずは自分が落ち着こう、だから安心できる一緒にいて疲れに人と過ごしたりお勉強する機会を作ってください。

 

 

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