私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

【ブロマガ】秋ヶ瀬お散歩トレーニング10月2日(木)終了しました

時々雲の切れ間から陽が射して、射せば 「あっついね~」 と・・・。

でも、まあまあの曇り空の中快適に歩くことができたかなと思っています。

昨日の一般公開記事にも書きましたが 大きな円が自然に小さくなる。 これは? 境界線、その犬たちの人の社会的な距離が良い意味でぼやけて(=警戒心が解けて) 安心していられることが体感できるからでしょう。

うりちゃん、初参加。 犬さんめがけて行きたくて行きたくて。 ただ、みんな距離を取って歩いている中で、ハンドラーもすることは一つ。

距離を取るために行かせない、が決まっているので伝えやすくて伝わりやすいと思います。 Fブルさんは引きの強い子が多いですよね。

ハンドリングで修正可能ですので、緩めるを意識して緩んでいる時間を多く、緩んでいるときに動ける を体に覚えさせるつもりでやってみてください。

笑ってはいけないけど思わず笑えるくらいビビりのこっていますね。

基本ガウガウしてしまうのはビビり屋さんだからなんですよね。 相手を確かめたい。から。

 犬の鼻は人間には想像もつかないくらい良いので、離れていても確認できるはずなんですよね。 ビビり屋さんは確認しだすと一転しつこかったりしますので犬同士の確認をしていてもハンドラーはじれて ついついリードを引きがちで、だから余計にガウガウしてしまいます

離れていることに納得できないと、突進したがります。 普段のお散歩では決まりがないと思うので・・・突進を許していませんか? 行きたいのに任せていないかな? 毎日、従うことを犬には教えられず、犬は飼い主さんに従うように結果求めて叶っている、そういう状況です。

 細かくいろいろ、一つずつ考えてくださいね、とお願いしているのは 飼い主さんが 「どうしてこんなことをするの?」 と思う行動も、許してしまっているから、止める経験をさせてないから、教えていないから ということにつきると思います。 それを理解していただきたいから。 どこに原因があるのかな?というところ。

  犬たちはいつものようにいつものことをしているだけなんですね。 だから? いつものこと=飼い主の望むこと にすればいいということになります。 それは犬とのコミュニケーションがうまく行っていなければ難しいですよね?

 多くの方は、ご紹介した写真を見ると、うちの子は参加できない、ガウガウするからと。 多くの子はしますよ。状況によってはどの子もがうります。

生きているから主張します。 主張を理解するように人間が学んで犬に伝えるのです。 「ガウガウしないよ」 と。

叱り口調ではなく名前を呼べば、止まりませんかね?

止まるはずです。 感情がなだめられるから。

ガウガウ言わなくなったら参加する、ではなくて、ガウガウする状況でハンドラーがどうするのかを学ぶのが正しいトレーニングです。

犬はいつも正しい、という意味は いつもの通り生きている、行動しているだけだからです。

お散歩トレーニングでは 「いつもの問題が出ない」 ということが往々にしてあります。

いつもの様子を見てもらいたい、という飼い主さんの気持ちは理解できますが、 いつもの様子=失敗であるので 正しくは、いつものように失敗しないのは何が原因だろうか?といういつもとは違う様子を観察していただきたい=やはり飼い主の学びなんですね。

そのためにまずは、飼い主さんに落ち着いてもらいたい、

だから 「私は学んでいるから大丈夫」 をたくさん作っていただきたくて、

お散歩トレーニングってどういうものか?これから何をするのか?

距離を取る、声をかける、リードを頑張って張らせないように気をつける、ということを繰り返しお願いしています。

結局一緒にテンパってしまっているんですね。 動揺する飼い主さんを犬は健気に守るものです、または逃げたいと思うか・・・。

犬それぞれでしょう。

お散歩に絶好の季節。お散歩での悩みで辛くなっている方も多いかなと思いますが、ワンコさんとの最初の一歩のボタンの掛け違いはほんの少しのことだったり、思わぬところにあったりします。 家の中の問題も、家の中だけで解決できないことが多いです。 犬だって世界で生きているから世界の全貌を教えその中でどうふるまうかを教えていかなくてはいけません。正しい自制、そして従うことの心地よさ。犬本来の素晴らしい能力を正しく育ててあげたいものです。

FBに投稿したものの一部ですが、

「うちの子は家では問題ないの」

「うちの子の問題は家でしか出ないの」

と・・・

まれに 「家の中でも外でも問題なの」 ということもありますが・・・、

まあ成長して深刻な問題行動があるという場合どちらかだったりしますね。

厳しくするから犬が従うのではないわけですね。

発想の転換必要な方いますか? 穏やかな人が犬に伝わるように「それをしない」がきっちり伝えられるから文句を言わないように成長するのですね。

ここのボタンが掛け違っているために、一見わがまま的な行動を延々続けてしまう犬が多いのではないでしょうか。

犬が喜ぶ動きなど、稲毛の散トレ後にお話ししてみたいと思います。

 

 

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