古~い読者さんにはいつもお勧めしている犬語の教科書。
ヴィべケさんは今年も来日されるそうですね。
犬を知るということに関して、それぞれ意義ってお持ちかと思いますけど。
それがうまく機能しないからなんとなくすれ違っているわけですよね。じゃあそれを変えましょうかね、というのがトレーニングの基本。
だから共通のツールであるクリッカーが有効じゃないですか。
世界共通語の犬語。生得的なもの。我々はわからない。
世界中の人と、言葉が通じない時、言葉が通じるようにというのは相手のことを知るだけではなく、相手に伝えたいからですよね。
日本人は伝えることが苦手だけれど、それは犬を飼っていてもそうなのかなって感じます。伝えられて初めてコミュニケーションが取れますよね。
それが水平思考のひとつではないかなぁ。
犬たちが何を言っているのか理解するだけなら書物を読んでそれを目の前の犬に当てはめれば大体理解できるようになります。
が、犬には伝わらない。私たちが理解していることを伝えるために、私たちも犬の言葉を使う必要があると思いませんか?
それが本当の尊重であると思います。
座学で多くの方が犬の考えていること気持ちを理解したいから犬語を学ぶと仰ってました。はい、それは基本。その上に、コミュニケーションを完結させるために、正しく言葉を返せなければ犬たちから理解者の認定は受けられませんよね、とお話ししました。
びっくりするくらい通じます。たとえばまばたき。たとえばそっぽを向くとか。(猫にも通じます。野良にゃんこにも)
犬はどんどんお話しし始めるでしょう。そういうコミュニケーションを私は取りたいと思います。
言葉は情報。一方通行より相互通行を目指しましょう。
そして思い込みをなくすために、正しい意味を知る努力と、こちらの思い(伝えたい思い)を伝えるために努力したいと思います。
心を閉ざした犬が、この人ならと感じる時
人はその犬に対して不動の心を体現しているのだと思うのです。
君はどう思いどんなことに傷ついても私はもう君を傷つけたくないんだ
そういう不動の心です。
今日も素敵な一日を。暑くなりそうですね。熱中症にも気をつけましょうね。