私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

相互のインターセプト

ジーナちゃんのリードを預かる前の様子をもう一度ご覧いただきたいのですが 動くものに過剰反応していて、自分で自分を抑えられないかな?と見える一方で でも理性の働く余地がありそう?

と。いうことは?

リードの張りか、何かが、その行動=動くものに過剰反応する を強化してきたのだろうなぁと。 自分が今まで経験したことのない状況の中では、ついついはっちゃけてしまうんだよね、 ということなのかもしれません。

はっちゃけてアドレナリンが出ていたら、緊張する場面でも緊張に押しつぶされないでいられるかな、って。

緊張しいの動物(人間も含めて^^;)にはよくある気質ではないかなぁ、と思いますけど。 悪い子じゃないよね、って。(笑)

だから、たとえ唸って攻撃的に見えても、緊張の転嫁であると思えば、 「落ち着け!」 であっても 「いけない!」 はNGであると思いませんか?私はそう思って、そのように対しています。

19秒からしばらくグッパーで軽くテンションをかけながら、あまり前に出過ぎないように 調整しつつ歩かせています。 28秒でいったん止めてください。

その前25秒ではチワワのフィオナちゃんのママさんがインターセプトに入ります。 リードは真上に上がってその場に接触走性をかけていますね。立派ですね。

小型犬もこのように行うことが常になると良いですね。 26秒からの私のジーナちゃんへのインターセプト

大きな子ですから突進を許してしまうところです。

ハーネスなので頭の制御が難しいので リードを短く後ろに引き気味にして左足でまず遮ります。押す感じですね。

28秒には了解のシグナルから地面に頭が向かっています。で、リードは緩む。 相手もインターセプトしてくれていることでこのようにスムーズにすれ違うことが可能になってきます。

チワワちゃんはまずインターセプトされる子っていないじゃないですか?(笑) だから吠えだしてしまうことが多いように思います。

吠え始めるもっと前に、注視が始まっていますよね?その時を逃さず、叱るのではなくインターセプトで介入することで 吠える必要はない、を伝えます。

とても良いインターセプト、すれ違い例が撮れていたと思います。 またまた続きます。

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