私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

ドッグラントレーニングについて

コンタクトトレーニング
のカテゴリー

http://charliemama.weblog.to/archives/cat_30053.html


11月15日(木)に行う道満ドッグランでのトレーニング
(9月に行ったwoofトレーニング)
またこれから開催するかもしれない、ラントレーニングについての確認とご案内を記事にしました。
参加予定の方、これから参加してみたい方は上記のカテゴリーをよく読んで、トレーニングの組み立てをお願いしたいと思います。


まずは、11月15日(木)道満ドッグラントレーニングのトレーニング内容です
http://charliemama.weblog.to/archives/18086212.html

・オフリードの環境でのコンタクト練習をしましょう(リードに頼らない)
・オフリードで名前を呼んでおやつ・呼び戻し

・ドッグラン内での人間の動き方(過剰な声かけに頼らない)を学びましょう。

そしてトレーニングでの注意事項です
woofトレでも皆さんにお願いした項目です。


【トレーニング中の注意事項】


●写真撮影はつき添いの方がランの外から、レンズが犬に分からないように、ならOKとします

●おやつは自分の犬以外にあげないでください(付添いの方も同じ)
声かけ撫でるも、自分の犬以外はNGで

●大きな声を出しながら走らないでください

●よそ(他の参加者)の犬が突進、あるいは自分の犬が突進しそうになった時の対処としては
基本お互いに(人間が)まずは名前を呼んでその場を去る
他の犬が近づいて来ても反応を返さないでください。

●入場後しばらくはオンリードでラン内を散策します。
いきなり走らせないでください。リードは必ず緩ませてください。

●指示に従ってオフリードにしていきます。

以上ですが・・・
普段ドッグランに行き慣れている方にとっては非常にくくりが厳しいと感じるかもしれません。
が、それぞれ問題を抱えている子が集まるわけですから、基本上記の対処は必須ではないかと思います。
そして・・・
大丈夫そうであると判断したら、フリーの時間を取ってみることに進めばいいのです。
また、上記の取り組みに対して疑問があれば参加されない、という選択をお願いします。

多くの方は(ここに来てくださる方は違うでしょう)
「それじゃあ犬に慣れたとは言えない」
「もっと犬に考えさせないと」
「犬同士に任せても大丈夫では?」
・・・等々、思われるようですが・・・そのように対処して犬が攻撃的な行動に至ってしまった
というケースを取りまとめておりますから、当スクールではこのような対処法でリハビリしていきます。
リハビリが済んだ子達はそれぞれ、次なる目標や競技に進んでいく、または散トレを卒業する、
または社会化の継続のために参加し続ける、わけです。

また、問題が起きる前に何か、と考える方たちにも安心して参加していただけます。

今の社会、動物だけではなく人間も
可能性や自主性と言われて、コントロールすることされること制御に重点を置かないがために
やりたい放題になっている、キレやすい、自制できない、興奮したら止まらない・・・止められたら逆切れする
などなどの問題が多いのではないのかなぁ?と私自身は感じています。

コントロールの先に可能性は広がるし、生きやすさや暮らしやすさがあるのだと思います。
犬にもそうあってほしいと思い基礎トレーニングの重要性、またハンドラーとのコンタクト重視をまずお願いしています。
また、ドッグラントレーニングも、散トレも同じコンセプトで行っています。
リードがあるかないか、またその先には・・・
リードがあってもなくても同じだよね、と犬も飼い主も感じられたら・・・そんなに素晴らしいことはないと思っています。リードに頼らない、ということですね。



ココちゃん爆走中。


Twitterでのつぶやきでこの辺りのことを述べましたが、ラントレにも参考にしていただきたいと思います。


対犬に反応して吠えてしまう、突進してしまう。
その時にハンドラーにアテンションを取りつつスルーをお願いしています。
が、時々その方法について懐疑的になる方(飼い主さん)、プロもいるようですが「怖い対象に慣らせなければ意味なし」のように。そうではないのですね。
そう考えて行動に迷いがあるから犬も迷っていつもの行動(すぐにとりやすいから)に出てしまうのです。
その時何をしたらいいのか、飼い主の意思を犬に伝えてて犬が了解を取る。この取り組みが社会化の基本になります。
社会化の前にコンタクトトレーニング、コンタクト強化をせずに慣らそうと(続 慣らそうと躍起になるからいざ犬が怖いと思ったときに頼れるものが飼い主ではなかった、という事態を招き犬が勝手に行動を取るのですね。犬の自信は犬一人に追わせては作り上げることは無理だと思います。アテンションでスルー、まずここ。
これが出来なければ犬と暮らす意味は半減とさえ思います
そして・・・コンタクトによるスルーでの声のイ ンターセプトは『強めの声で』です。スルーされる声では難しいです。

まあ、コンタクトトレーニングとは人間への社会化、と言い変えることができると思いますが。
日本では、ここの部分がまだまだ弱いのではないかな?
社会化とトレーニングの関係が、うやむやになっているのではないかなぁと感じています。


上記の内容を熟読の上、来月よろしくお願いいたします。
また、ラントレを企画してご提案いただく時も、上記の内容についてご理解の上
ご連絡くださると助かります。



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