私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

ス・ワ・レ

「おすわり」

http://charliemama.weblog.to/archives/302743.html

の記事。かなり古い、ブログを始めたばかりの頃の記事ですね。

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おすわり、です。簡単、簡単、
という声が聞こえてきそうです。
確かに、すわらない犬はいないですね。

しかし!
このような場合あなたのわんこはあなたの指示に従い、はたしてすわるでしょうか?

・ご飯の時間、わんわんうるさく、しかも飛び跳ねているとき。
・お出かけしようとおしゃれしているあなたのまわりで、連れて行ってもらうことを察知して飛び跳ねている時。
・「ただいま~」と帰った時、興奮状態ですが。
・お散歩の途中、向こうから大好きなわんこがやってきました。その時。
・いたずらしようとしてくわえたものを放さずしかも逃げ出しました。まさにその時。

どうでしょう。
難しくないですか?
すわらせる目的、理由を考えてみたこと、ありますか?
「すわれ」
は芸ではありません。
「すわれ」
は、興奮状態の犬を落ち着かせるため、して欲しくない行動をやめさせるため、にあります。

最初は家の中、次に外で、次に気の散る状態の時・・・
と徐々に難易度をあげていってください。
ハンドサインも決め手おくといいかもしれません。声ではなくハンドサインで数メーター、離れたところですわらせるとか、練習しておくといいですね。

どんなトレーニングにも共通なことは、よ~くほめてあげること。

「これでいいの」
というわんこからのアイコンタクトには、
「そうそう、いいよ~」
と応えてあげてください。犬は自信をつけ、かつあなたの指示に従うことに満足感を持ちます。



わんこと言っている割に強制的な匂いを感じる(笑)
でも、一貫して犬に対する思いは同じですね。
何のために座らせるのか、その意味を理解するということと、その指示が
犬にとって落ち着き・安寧をもたらすという意味を、理解するのとしないのとでは
とっさの時に確実に指示が出せない=犬を救えない(大袈裟ですかね?^^)ということになると思います。


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