犬がどんな動物かを学ぶことで得られるもの
犬との暮らしをする覚悟
でしょうか。
それに耐えられないようだったら、辛抱できなければ、犬との暮らしをあきらめる
それも平和な暮らし方だと思います。
もうすでに、犬と暮らし始めて、犬との齟齬が出来てしまっているのでしたら?
もう一度学んで、犬を変えるよりも自分を鍛えよう、そう考えて頑張る方が健全ではないでしょうか。
結果、犬が、犬の行動が変化します。
ぶれないということ、にも通じますが、方法論ではないよ、方法はいろいろで良いよ、という考えは
鍛えるべきは自分か、それとも変化を犬だけに求めるのか・・・
の違いが出てきませんかね。
優しい方法なんだけど、犬だけに変化を求める方法ではなかなか上手くいかないと思います。
犬だけを変えようという意識が見え隠れ・・・私は違和感を感じます。
どういう育て方接し方をしても、自分の犬に通用しなければ意味がない?かといえば
そうとは言い切れないと思うのですね。いつか通用することを信じて努力する、それが大切でしょう。
犬も成長しますから。年の功ってやつはありますもんね。
犬だから、犬は・・・犬である。
それを思い出させるような飼育・・・早い時期に市場(!)に出された犬はまずそこから始める
という難しい現状があります。
犬が犬として受け入れられる環境が出来上がっていないところに、日本の犬を取り巻く脆弱さがあるような気がします。
供給側も、受け取る側も意識が低い。
犬を飼っていない側も問題はあります。
犬に多くを求める(お利口さんを強いる)ことで、犬に不躾に接する人が多いと思います。
普通に歩いているだけなのに「触らせて」「抱っこしたい」・・・または無言で触る・・・じっと見つめる
大きな声で話しかける、「怖いー!キャー!」とそばを走り抜ける・・・
そういう人間から自分の犬を守るということと、そういう接し方をされても攻撃的にならない様な最低限のトレーニングをする・・・
特に都市部で犬と暮らすということは、難儀ですよね。
人の教育、動物との付き合い方を学ぶという教育がもっともっと広まっていくと良いです。
子供のうちから、家庭動物への接し方や生態を学ぶということは生きる上での必須事項でしょう。
小田原市では、市内の全小中学校に「私は社会化のドッグトレーナー」を置いてくださることが決まりました。
将来的に、マナー教室、犬との接し方など以前きらめき小田原塾で行ったようなお話を子供たちにもできるように、色々模索していきたいなと思っています。