私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

支えられる日々

興奮したときに声を届かせる 無理、と言わないで日々努力しましょう。 耳からの刺激は興奮時には弱いですよね。 なので、視界に入る、ということは有効です(介入・インターセプト) その時に、パニックになって周りのものに噛みつく行動が定着している子には まずは、リードとハーネスによるホールドラッピングで落ち着かせます。 もちろん、噛みつかない子にも有効です。 人の声は届きにくくても、 クリッカー音は届く場合はそれを使ってみましょうかという試みも始めています。 応用、有効活用、といった感じですかね。 決まりはないのですからわが子たちのために、良い方法を模索し選択したいものです。 心に届く、ということは脳に届く、ということです。 ある程度リラックスした状態でないと届かないんですね。 本能系の恐怖、や怒りに支配された心も 条件づけで高度の脳が働いて関連づけられた「音」は、一瞬にして我に返す道具にもなるんじゃないか そういう試みをしているのであって 慣習や、古くからの方法論に縛られてもがいている場合ではありません。 日進月歩・・・ 笑いは良い遺伝子を作る、とか 特定の場所の脳細胞は一生涯増殖する、という 前向きな明るい研究が発表されて。 命の可能性とか、努力の可能性がどんどん膨らみませんか? 古い情報はどんどん書きかえられて行きます。なので、私たちも日々更新しないと。 愛護の現場もどんどん変化を遂げていて やはりペットショップでの生体販売はNGだよね、 という常識が本物になる時、しつけやトレーニングはそれに追いついているのかな? とか考えたりします。 自分が正しい、向こうはここが違う、とか足を引っ張ることに費やす時間があるのなら 困っている方にどうぞ手を差し伸べてあげてください。 そう思っています。 ネットで発信することは崇高でも、さて自分自身はどうか? 常にそう考えて信用を得るために努力しています。 そうではない方々のネットの言葉を 鵜呑みにして苦しんでいる方がいたりする現状。 好きか嫌いかだけでなくて、その時支えられるかどうかでしょう?と思っています。 良く生きたいと思う人が、良く生きる人。 私自身、そういう方たちに支えられて生きているんだな、ということを実感する毎日です。

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