レスポンデント反応を使います。
犬が反応する必要はないのです。
名前→おやつ で、期待感が生まれるって、理解できませんか? ・・・ それがしっかりできていれば、 第二段階の名前を読んでアイコンタクトからおやつ、も簡単だと思います。
レスポンデント反応、条件反射、古典的な条件づけですね。
社会化トレーニングの基本になります。
犬に何かをさせたがると、このトレーニングは難解に感じるかもしれません。
クリッカートレーニングのクリック音をおやつ(=良いこと)と関連づけるために クリック→おやつ、で条件づけされた音を作り上げるのと同じことです。
基礎トレで行う、トレーニング 座れ、フセ、脚側とか、トリックとか、そういうものにはオペラント条件づけです。
この違いはなんでしょうか? 「行動」にあります。
オペラント条件づけは 犬が自分の行動によって、自分の行動が 何かを生むこと に気づかせる、 そういう条件づけなんですね。
レスポンデントというのは、犬は行動する必要がないのです。
刺激に対しての反射的な行動を期待してトレーニングに使っています。
もちろん、レスポンデント反応というのは、犬の内的情動によって現れる行動反応が違います。
だから、難しいし、行動を操作するよりも不確かなものであると思います。
トレーニングの場において「私という存在」 を、「良いもの」と古典的に条件づけたい、私を見ると喜んで寄って来てもらう というレスポンデント反応を形成するために 犬にあったら 犬語を駆使する
褒め言葉しか与えない
おやつが必要であればおやつを使う
これを、弾丸のように(大袈裟だな)出して、犬に対します。
難しい言い方をしましたが、犬に好かれるために努力する、ということです。
犬に何かをさせる、ということはないですね。
一番大事なことは、その時犬の行動が不適切であっても叱らない、ということです。
まずは分かり合う。
それによって信用を勝ち取る。 これはトレーナーとしてだけでなく飼い主さんについても言えることですね。
トレーニングにはこういう❤パピーちゃん(JRTの3ヶ月のクレアちゃん)
も参加されます。
ぜひ、心をまっさらにして接してみてください。勉強になりますよね。 まだまだ続きます。