飼い主さんと犬とがリードで繋がれ、お散歩する行動は
パーソナルスペースを(安全距離を)保ちながら移動する行動だ、と言えると思います。
人間はお散歩、という認識がありますが
犬はそういう考えをすることはないでしょうね。
お散歩は犬にとって探索なのかもしれませんし、
警戒行動なのかもしれません。
そういう行動の最中に、他からやって来る人と犬に
自分のスペース内に侵入される、
それがこれまで述べている挨拶行動なのです。
ということを考えると、
生まれつき、警戒心の低い犬以外は、警戒して当然
だ、ということになると思います。
なるべく、警戒をさせることなく生活させるために
社会化のトレーニングを行うわけですが、それも完璧にできるほど
命を育てることは簡単ではありません。
自分が細心の注意を払って歩いていても
向こうから、フレキシブルリードをフリーにした犬がやってきて
無造作にパーソナルスペースに侵入してくる・・・
それが日常ですね。
そういう時は・・・
100%有効な方法ではないですが、出来るといいのが「ツケ」です。
この間の合同トレーニングの時に、アスパママさんが私とチャーリーの動画を撮ってくださったので
ご紹介します。
フォト蔵ですが、登録しないと見られないのかな?
ログインしないと見られないかもしれません。ちょっと試してください。
http://photozou.jp/photo/show/217936/16322980
You Tubeアップロードできました♪
要するに、ツケで、方向転換してしまおう、ということです。
リード使いが上手になって、犬の頭をコントロールできるようになると
吠え吠え状態でも、案外方向転換に応じてくれるものです。
(頭をコントロールする、ということが大切。そこからマズルコントロールも
生まれたのでしょうが、犬が自分の意思で頭を動かす、ということがポイントです。)
大切なことは、日々の練習ですけれど。
首輪を引いておやつ、という方法は、ガッチャエクササイズでしたよね?
復習をお願いします。
ガッチャエクササイズhttp://ameblo.jp/syakaika-dog/entry-10180157371.html