私は社会化のドッグトレーナー 第3章

犬との暮らし方教室 犬の森

脳を育てる

   

犬の脳は非常にシンプル。
これは犬を馬鹿にしているのではなく、事実なのです。

ここがわからないと、
犬が言いつけを聞かないとか、
何度言ってもわからないとか、
わかっているくせに、しないとか・・・
腹の立つことが多いでしょう。

わかっていれば、しょうがない、そう思えるってもんです。

「この犬はわかっているけど従わない。
支配的な犬である。」
なんだかよ~く聞かれそうな言葉。
で、支配的な犬には、お決まりのように、チェーンチョーカーで
ジャークしますね!?

やめてください。

支配的だといわれる行動は、脳が未発達なための
衝動的なもの、そんな感じがしませんか?
>脳の発達が未熟な時に見られる非行。
未熟な脳の持ち主に、ジャークをする意味はいったい何でしょうか?

人間はどこまで急ぐのでしょうか?
未発達を、罰するのですか?

未発達ならば、鍛錬で、発達させるのが人間の英知なのではないでしょうか!?

「こうでもしないとわからない」
と、犬を怯えさせるように引き、その場に横たわらせても
犬はきっと
「この人は怖い」
それを学習するだけだと思いますよ。

脳を発達させるためには、何が必要なのか。
それを考えましょう。
また、それは攻撃性を未然に防ぐための予防にもなりますからね。

では・・・
実際に、何をすればいいのか?

抽象的な言い方になってしまうけれど、
人の言葉を理解できるようにする。

ということですね。

その理解に先立って、まず大切な事は
母犬からの充分な飼育。
兄弟との遊びによる、犬としての儀礼の発達。
これは欠かせません。

なので、これまで時折お話してきました、
今のペットの流通、また繁殖の方法は、NGです。
この仕組みは、仔犬たちの脳を狂うように、狂うように・・・
意図してのものではないですが、
結果そうなってしまうのです。

悲しい連鎖を止めましょう。



面倒なことも考え続けることが必要なんです。
意識の高まりは早急に求められています。10年間でセンターの収容犬猫の
殺処分の半減目標が環境省から発表されました。
供給の側を考えないと、問題の解決には至りません。
一緒に考えましょう。

 






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