私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

「オイデ」:思春期を過ぎた犬



はい、これが一番問題の、成犬の「オイデ」です。

お悩みのかたも多いようですが
ここで今一度、確認しておきましょう。

出来ない状態に犬をしておいて
出来ないことを犬のせいにしていませんか?


「オイデ」をあなたは犬に教えた事がありますか?
パピーの頃呼べば来る事をいつまでも頼りにして
「オイデ」のトレーニングをしなければ
犬はまず、呼んでも来ないでしょう。

犬は何故それをしなくちゃ、いけないのか
という問いを発するようになります。
それが犬が成犬になったということ。
人間の思春期と同じように、今までできたことも
しなくなったりするのです。
そのとき、服従心がないだとか、権勢症候群であるだとか、
型にはめたくくりの中に犬を無理矢理閉じ込めていませんか?

問題の芽はは徐々に成長していたのです。

ここでもう一度。
教えていないことは犬はできません
できないことは、犬のせいではありません。
誰が悪いわけでもない、ただやってこなかっただけです。

ということは、今から始めればいいんです。
いくつになっても大丈夫。
まず、やってみること。これが大切。

では、第一段階から。って何も大げさな事ではありません。
いつものことですが・・・。

褒めます。

褒めていますか?一日に何回あなたのワンコを褒めていますか?

褒める要素がありませんか?

チャーリーに対して褒める一番の要素は
ここに君がいることです。
生きてここにいること、わたしにとっては最高の褒めるべきことです。

「いい子だね~」と一日に何回も。

よく、おやつを使わないで褒めだけでしつけるとき、
家庭犬はいつもなでられているので、褒められただけでは
ご褒美の意味がない、というようなしつけ方、耳にしませんか?

喝~っ!!

ご褒美とは、むちゃくちゃテンションを上げなければ
ならないことではありません。
その行動が正しいことを、犬に教えられればいいのです。

トレーニング法は次回に。


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