今日はお散歩デビューの前に
ぜひ日課として行ってほしいことを、お話してみたいと思います。
まず、一つめ、
だっこ散歩です。12月28日の記事をご覧ください。
二つめは、足の裏の感覚に慣らすために、いろいろな素材の上を
歩く練習をします。
買い物のビニール袋のうえ、本を乱雑に置いてジグザグに歩かせたり
お風呂場に水をまいてその上を歩かせる、金属の上を歩かせる・・・
等です。
三つめは、首輪、リードに慣らすことです。
首のまわり、顔の周りは非常にデリケートです。
たとえ飼い主さんが触りなれているといっても、首輪をつけると
意外に嫌がったり、後ろ足で掻いたり、転げまわって取ろうとしたり
するものです。
犬にとっては異物であるからですね。
なのでたとえ嫌がったとしてもあせらず、あきらめずに
行ってください。
まず、首輪にはあらかじめリードを付けておいてください。
そうすれば、装着は一回ですみます。
お膝の上に犬を乗せるようにしてあごの下から
首輪をつけます。上から覆いかぶさるのはNGです。
次に、リードを付けたままの状態で遊んだり、ご飯を食べさせたり
おやつを食べさせたりします。
それで、リードの存在に慣れたら、リードを持って
お部屋の中を歩きましょう。
リードを離して自由に歩かせるのもいいですね。
軽くリードを引っ張ってみてもいいでしょう。ただし
引っ張りすぎはリード嫌いの原因になります。
え~っ、そこまでするの~
と、思います?
お散歩に苦労しない犬の飼い主さんはとかく
甘やかしだとか、もっと大胆でいいのよ、とかおっしゃいますが・・・
楽な犬ばかりではありません。
ご自分の犬が問題なくても、それはたまたまであったと認識していただき、
間違っても公園で、大胆説を唱えないようにしていただきたいと思います。