というタイトルにしましたが、大体私は従属心を犬に作ることを求めていません。
また犬が困った問題を起こす子のは従属心が足りないからということも思いません。
そう考える人は少ないのでしょうか?
犬の上に立たないと、
という
家族の群れのトップに立つ
というリーダー論をなぜ見直す必要があるのか?というと、タイトルの
マズルコントロールやホールドスティールが犬との関係を悪化させることの方が多いことを知っているからです。
上位のものが下位のものを触る、それが犬の世界のルールであると書かれている本が
書店に並んでいる。
上に立つという言葉から、犬を抵抗できない状態にして触られることを辛抱させる、我慢させる、抵抗を許さない。
これが「しつけ」だ!
と・・・。
特に自分の思い通りにしたい欲を持つ人がはまりやすい思考ではないかなと思います。
犬を飼うことですが、自分の生き様というか、願望が現れていますね。
犬に表さなくても良いので、そういう欲は自分に委ねたいものです。大人ですから。
主従関係を構築する方法で、唸っていた犬が本気で咬むようになった事例を見てきています。
もしそれを疑うのであれば、チャーリードッグスクールのサロンやリードワークなどにご参加ください。いろんな事例をお聞きいただけます( ̄▽ ̄)
そんな事しなかったら問題こじれなかったでしょうね・・・って。
でも、よく辛抱して取り組んでるね、と頭が下がります。
情報のせいでそうなったのに。飼い主さんは言われるままやっただけなのに。
犬を従属、従えるのではないです。
犬から信頼を得るのです。
信頼は服従から生まれません。信頼はあなたのことが好き、そういう純粋な気持ちから生まれるはずです。
そしてその気持ちは犬も人も同じであると、最近の科学が証明しつつあるそうです。
- 作者: グレゴリー・バーンズ,Gregory Berns,浅井みどり
- 出版社/メーカー: シンコーミュージック
- 発売日: 2015/02/28
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最初が肝心。
最初に犬に嫌われるような方法を取らないでね。
そういう方法を教えないでね。と願ってます。