ある時、ある動画を見て感じたことですが、人馴れしていない犬にマズルガードをつけて人馴れのトレーニングと称してそこにいる人に触りまくられる、というものを見て・・・
それはないよなぁ、って。
犬にとって咬むという行動は、防御の意味も大いにあります。というか、言葉が話せないし、やめてねっていう唸りだって怒られてしまうことが多いので、咬んで自分の身を守るということがその犬にとって普通のことになっているわけですよね。
咬まなければいけないほどの環境に身を置いているということ、見かたを変えればそういうことです。
そのように考えることを放棄すると、咬むことはけしからんからのマズルガードでのおさわりトレーニングといったところになってしまうのでしょうかね。
非情に短絡的で犬にとってはありがたくない、動物福祉に反する人の行動です。
そういうスキンシップをする方が少なくないので一転、
「犬は触られるのがストレス」
ってことになってしまいます。触られたくない人に、また触られたくない時があるのであって、どんなに凶暴な野性味あふれる猫ですら、心を許した人には触られることを欲します。というか自分から触りに来ますね。身体で。
咬み犬と言われた犬もまったく同じように心を開いて行きます。
charliemama3.hatenablog.jp
あなたの犬なのですから、パピーの頃から継続してスキンシップをお願いしています。
あなたの犬はどこを触られるのが一番好きですか?即答できますか?
犬全般どこが触られるのが好きかってあると思いますが、あなたとあなたの犬との関係でこそ、そこが好きってあると思います。本当に心を許した人にその触り方で優しく接してほしいときっと思っているはず。
成犬になっておとなしくなればどこでも触らせてくれるか?と言ったらそれはないですよ。
触られ慣れていなければ余計に守り行動が出ます。
犬の方から触れ合ってほしい時に来るじゃないですか?応えてあげましょうね。
犬の要求を聞かない、犬がつけあがるから、なんて指導もまだまだ普通にある犬の世界、正しさを求められるように情報を整理して行きたいなぁと思ってます。
朝晩、コオロギが鳴くようになってきました。暑いけれど夏は終わりに近づいてますね。
一年で一番ワンコさんにとっては厳しい季節。暑いだけで体力消耗しますね。
飼い主さんもご自愛ください。