私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

リードワークワークショップまとめ

ワークショップ

ワークショップは、学びや創造、問題解決やトレーニングの手法である。参加者が自発的に作業や発言をおこなえる環境が整った場において、ファシリテーターと呼ばれる司会進行役を中心に、参加者全員が体験するものとして運営される形態がポピュラー。

というものなんですね。 リードワーク、ハンドリングも皆さんが参加する形で行ってみたかったのでした。 全員犬連れだと、散トレに参加されている方ならわかると思いますが、最初輪が大きすぎて^^; お話しできない状態なので・・・。犬なし参加さんが多い方が運営はうまく行きます。 昨日行った大阪でのワークショップ また動画ができましたら、解説記事を書いてみたいと思います。

まずはリードを伸ばしてクンクンタイム。 その時の様子を犬同士のシグナルなど適時お話しします。 少し落ち着きましたらお悩みとかリードワークについて何を学びたいか、分からないところ、やってみたいことを話していただきます。 主に リードの長さによる犬の変化、ハンドラーの変化(1.5m 3m 10m フレキシリード) グッパーを極める(リードを引かずに犬を止める、緩めるタイミング、力加減) ハンドリング時のハンドラーの体幹について をやってみます。

こんな感じでやってみたいと思っていましたが、犬連れさんにも事前にあまりお話をしていませんでしたので 当日じゃあこれを、という感じで。

まずはフレキシリードを体験していただきました。ロック解除のまま。

犬さんは他の参加者さんのところに行きたがるので思わずハンドルを握っていない方の手でコードをつかんでしまいそうでしたよね。

火傷の心配があるので、手でつかまないようにお願いしていましたが つい手が出てしまいます。 これ…オフリードだったらどうでしょう? 犬を止めるためにどうしますか?そう、まず声が出ると思います。

名前を呼んだり、マッテ、とか。 リードは安心のために必要なものですが、如何にいつもリードに頼っているかがとっさの行動で出ます。

普段から 待って、行こう、いいよ。そっちはダメ。

と制御と解除をリード以外の働きかけで行うといいと思います。 オフリード体験としてフレキシリードは有効かなと思います。(火傷に注意です^^;;;)

またフレキシリードはグッパーのパーを体感していただくのにも有効で、 犬が前進するとスルスル~っとリード伸びますよね?そんな感じで3メーターリードを伸ばせますか? 止めるのが先ではなく、緩める、パーが先、という感覚でリードを握ってほしいなと思います。

ゴンちゃんに首輪とハーネスで突進時リードが張れた時の体の違いを見てみました。 首輪は体が曲がりますよね。

ハーネスで引きを直す時、犬の真後ろに立ってグッパーしていくと 体のバランスを整えるという気持ちで行っていますので、バラバラだった歩様がしっかりして来ます。 気持ちも安定してくると思います。

人間同士でもグッパー体験してみました。 進行方向をグッパーで変えていきます。リードの端と端を持って、ハンドラーと犬役になり同じ進行方向に歩きます。 ハンドラーは緩やかにグッパーしていきたいところに犬さんを連れて行くわけですが。

これ、実は犬役になる人が犬になり切っていただくと、よりグッパーの感覚が理解していただけます。

前に前に進むのだけど、自然に方向を変えられているよね?みたいな・・・。

前方から歩行者が来るので自然に左に寄せたいとか、そういう時インターセプトよりもスマートかなと思います。

 

http://youtu.be/ZSHc5adWPyk

 

グッパーのグーですが、こぶしを立てない、掌を握るのがグーで、握った手を動かさないように、立てないように お願いしました。

握力のない方がグーってやろうと思うとどうしても握り拳を動かしてしまいがちかなと思います。

マイクを握る手のように、そのままの形で、とお話ししましたが、実際に目の前で行わないと難しいでしょうかね。

動画は杉並座学の時の模様ですが、面白い方っているもんでしょう♪

 

 

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