私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

名前を呼んでおやつの前に

小田原座学が終了しましたが、
参加者の方からの質問に
「そうそう、そういう質問を待っていました!」
みたいなことが度々でまして。

私のトレーニングは従来のトレーニングと全く違う、
という気づきを持って、座学へ参加してくださったわけですね。

名前を呼んでおやつ。

ブログの奥の方~~~まで学んでいただけると
名前を呼んでおやつ
は方法論じゃない、ということが理解できると思いますが。
何か絆を作る方法
犬にこちらを向かせる方法
呼び戻せるような方法
吠えを止める方法
噛みつきを止める方法
・・・
を探す方には面倒な原理のお話になってきますが。
何度でもお話していますように、
(名前)と(おやつ)の対提示は、万が一でも名前が犬にとって呼ばれるだけで怒りのモードになっているとか
おやつを見ると怒りを伴った興奮を見せるとか
そういう場合は、(  )と(  )の中に名前とおやつ以外のものを入れた対提示が必要になります。
理解できますか?
形だけではダメですよ、とお話するのはこういう理由です。
私のトレーニングに興味を持っていただいてつまみ食いだけではなく
オンラインの方や、参加できる環境ならば座学へ、とお願いするのは原理のところを理解していただきたいからです。
理解が進めば
(  )と(  )の中に、自分は何を入れればいいのかが分かると思うのですね。

「うちの子はおやつが好きじゃないから名前を呼んでおやつが効かないのよね~。
そういう仔にも効果のある方法ってないかな?」

というセリフは?
全く原理が分かっていない。
わけです。

オンラインをお勧めするのは
保定や接し方(ハンドリング)
http://blog.kuruten.jp/charlie/C9
のカテゴリーは犬との暮らしの基本だからです。
こちらのブログでは
ホールドラッピング
http://charliemama.weblog.to/archives/cat_29927.html
のカテゴリーでしょうか。

そして究極、あなたは犬にどのように条件づけられているか?
その基本に、『叱らない』があります。
まずは一切の叱るという行動口調言葉をやめていただきます。
そこから土台作りを進めましょうね。

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