お父さんとお母さんのの散歩の仕方で何が違うか・・・
では二人一緒に行ってみたらどうかな?
まずはお父さんがリードを持って
次はお母さんがリードを持って
その時に出る感想はどんな感じかな?
父「おい、お前いつもそんなふうに犬と挨拶させるのか?」
母「どうしてあなた、この子が行きたがってるのに止めてばかりいるの?」
「もっとリードを緩めてよ」
父「でも、いつもこんな感じで匂い嗅いで楽しそうだぜ」
「お前こそ、リード緩めたら突進しっぱなしじゃないか?余計苦しそうだぞ」
と・・・
お互い???の連続^^;
お父さんはリードも短め。ずっと張れて、犬は苦しそう。
でも、時々犬の行きたい方に行って匂い嗅ぎを楽しんでいる。
ではお母さんは。
リードを長くして、緩めようという意図。
で、向こうから知り合いのワンコさんが来ては
「あ、○○ちゃんよ、行ってみようか」
時には
「あ、大きな子が来た。吠えたら突進させちゃうから迷惑だわ、回避しなくちゃ」
と。
ただ、その回避する時の吠えが酷い。
でお母さんは
「そうか、大きいから怖いのね。もっと早めに回避しなくちゃ。
タイミングが悪かった」
と。
でも知り合いの犬を見つけた時も、吠えているのですよね。
でも知り合いだから、気心知っているから近づく。
犬に慣らせたい。
挨拶できそうな犬を選択してあげているという親心ですが
犬側から見たらどういうことが起きているのでしょうね?
近づきたい犬は
吠えて近づきたいと知らせる。
近づきたくない犬は、怖くなってパニック的に吠えが出る。
近づいてみたり、やっぱり今日は近づかないとかの繰り返しで、
そのうち、犬を見れば吠えるようになる。条件反射のように吠えが出始めてしまう
そういうケースがとても多いです。
片やお父さんは・・・良い悪いは置いておいて^^;散歩中は挨拶しないで一対一の関係で歩き続ける、
ということを徹底しているので犬はそういうものだと思っているわけですね。
お父さんの散歩と、お母さんの散歩と
区別しているだけです。
決してお母さんをなめているから^^;ではないわけですね。
「今日は大丈夫かもしれない」
という考え方をちょっとやめてみて、犬とのコンタクト重視で歩くことをお勧めします。
お散歩トレーニングも基本挨拶させない、というのはこういう理由からです。
「うちの犬は大丈夫だからリードを緩めてあげてください」というこちら側の気持が仇になる
こともあります。
それは・・・うちの子には大丈夫でも次に見かけた犬にも
挨拶できるものと近づくことが常になるから。
飼い主主導で、行かないよ、が伝えられるように。
それがスムーズな回避のための一番大切なポイントではないかなと思います。
もちろん、
お父さんとお母さんによって犬の態度が違う時
もっと他の理由があることもあります。
その理由は、観察してどこが違うか(飼い主側の行動の違い)を見極めるということが大切ですね。
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