私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

前傾姿勢を解除させたい(ストレスレベルを下げる)③


GWはいかがお過ごしですか?

何年もブログをやっていますので、このように最近のように
ちょっと専門的な記事も多いです。
カテゴリーを参考にしていただき、子犬育てをされている方は
最初の方から読むとか、検索機能を使って、記事を探してみてください。

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では、続き。


だからこの体勢を解除してあげたいんですね。

普通に歩いても前に行けるんだよ、を教えてあげたい。
そのためにはまず自分で考えさせなければいけない。


考えさせるためには木になって止まる。
引っ張っているうちは進めないんだよ、を教える・・・
確かに。
パニック的ではなく、自分で考えられそうな子はOKです、木になっても。
ただし、止まりすぎるとヒャンヒャン吠えが出てしまう子もいます。
それでも無視して止まっていることもトレーニングとしてはあり、という場合もあることはある(でも少ないです)
訳が分からなくて引いている犬が
さらに訳わからない状況に置いて、ストレスレベルはますます上がってしまうことを考えると
一回のお散歩の中で、リラックスに導くことは不可能ではないかな、と考えます。
無理をさせ過ぎということ。

座学のテキストとして使うこちら

P89からに記入しました。
犬が自信を持って歩ける等になってはじめて、リードにテンションをかけましょうと。(木になるということ)
まずは楽しく歩く。
平常心で歩けることが大切なんです。
平常心を取り戻させるために使われるリードショックは、我には帰るかもしれないけれど
同時にリードを持つ人(ショックを与えた人)に不信感も持ちますよね。これは当然のことでしょう。

何とかグッパーでみんなの集まる広場に到着しました。

その動画です。

http://youtu.be/nJcjynNESbE

前に行きたいあづきちゃんをそのまま走らせていたら、このリラックス感は望めないです。
広場に着いたとたんに他の犬を見つけて突進するでしょう。
だから、行きたいのに行かせない、辛抱させないといけない、そういう時間も矯正のためには要る
ということになります。
ただし、グッパーの仕方で犬に対する負担を減らすということは言うまでもありません。




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