私は社会化のドッグトレーナー 第3章

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

グッパー(2)

くる天オンラインの過去記事。 リード使いについてまとめてこちらにアップします。 座学を開始した年=私は社会化のドッグトレーナーを出版した年 の記事ですね。 リード使いは、今年の夏座学でやってみたいなと思っている項目です 比較的新しい読者さんは、この辺りの記事からまた私の進展の様子について なかなか理解できていない、ごっそり抜けてしまっているところというのは否めないところで。 特に認定受講される方には、 どのようにして今の考え、教え方に至ったかはぜひ理解していただきたいところですので 過去記事も読んでいただきたいと思いまして。 7秒あたりから、一生懸命にグッパーしてくれてますよね? では今日はグッパーについてです。 グー と パー 文字通り、グッパーすると・・・座学でも実演しましたが パーの時 「あっ!」 リードが床に落ちる・・・ 当然ですよね。手のひらを開けばリードは手から離れる。 大げさにやるとそんな感じ。 文字の通りに手のひらを動かす必要はありません。 立っているでしょう?膝だけでもパーが出来ちゃうんですよ~。 次にお散歩に行ったとき、試してみてください。 リードが張れました あなたは「グー」の状態ですね? さあ、リードを緩めましょう。 手を前に押し出すように緩める時は、前進する時。 その場で犬を留まらせたいときは、膝を少し曲げることでリードの張りを 緩めてみましょうか。どうですか?緩みませんか? では? ネロくんは、7秒あたりからグッパーをしていますが 膝も曲がっていますよね。 で、うまくパーが出来ていると思いますか?どうでしょうか?(宿題です^^)

 

座学が始まっています。 基礎的なお話をしていると2時間たっちゃうんですね~。 8月9月。基礎的な内容はもう大丈夫かな~?と感じたらこのリードワークのお話に入ります。 なので、座学は一年中通して行いたいと思います。 ********* 2011年7月15日 座学第一回目でもお話しした内容なんですけど。 リードワークですね。接触走性を地面に向かって起こさせる、というお話し。 今日はその前に、 グーは止まれ についてお話しします。 意外に盲点でございます。 グッパーの「グー」の部分についてになります。 多くは、お散歩中犬は飼い主さんよりも前を歩いている状態だと思います。 その状態で、前方に危険なもの、シチュエーションを発見しました、という場合を考えます。 皆さんのリード使いを見せていただくと、 特に中型犬以上の犬を連れている方、 後ろに重心をかけて犬と綱引き状態になっています。 しかも、悪いことに、その形(引っ張り合いながら)のまま 前に進むの。 飼い主さんの腕は伸び切り、後ろに反りかえりながら 犬は地面をはうような形になってぐんぐん進む。 止めましょう。 「どうやって止めるのですか?」 と聞かれますが・・・ あなたが足を止めればいいのです。 止められるはずなのに、止まらないから、 グーの状態のまま前に進ませてしまうんですね。 グーは止まれ、です。 それを小さい時から癖づけることで、リードが張れたらそこに止まる、 その場に止まる、ということを教えられます。

http://youtu.be/F_zEMbtU95g

24秒。乾燥ウンチ(爆)に突進したいはなちゃん。 そうはさせない、と踏ん張る私。^^; リードが張っても止めないとね。 リードのテンションを緩めたいから、しゃがんでいるんだと思うのですけど^^;私、 考えて出る行動ではないです。 体に染み付くまで、まあそれが仕事なので。(それを言っちゃあおしめーよ!) グーは止まる=木になる しっかり頭に叩き込んでください。 *********** 2011年7月17日 今でこそどっしり感のあるチャーリーですが それこそ2歳までは暴れん坊将軍でしたので^^; 誰かさんが強化した(爆)引っ張りグセを矯正するというかお付き合いするために いつも行く小田原城址公園では10メーターリードを使っていました。^^; 長ければ楽かというとそうではなくて 止める時、止まる時 相当な衝撃がかかっちゃうんですね。 これは首輪よりもハーネスの方が衝撃がかかるんじゃないかな? と経験的に思います。 ハーネスに変えた時の、自分の経験があるので ハーネスとロングリードの変えて、リードの扱いが雑になる方を見ると ちょっと、いや、かなり気分的に重くなります。^^; ハーネスによって体幹にかかる力は分散されるけど 足は地面についているでしょう?その足への負担は大きいと睨んでいます。 ダーッと走って、リードの長さいっぱいのところでバツっと止まる。 大抵後ろ足の片方に負荷がかかると思うんですけど、どうでしょう? 首輪だと、グエって首はなるけどお尻が進行方向にふっ飛んで 前足に負荷がかかります。 まだその方が体は傷めないんじゃないかな・・・ なので、 ハーネスとロングリードなら安心、という考えは少しだけ危険かもしれませんね。 特に若い動きの激しい犬は。 と、今現時点での考え方でした。 検証は続く、です。 さて宿題。忘れてました。^^; **************************************************

7秒あたりから、一生懸命にグッパーしてくれてますよね? では今日はグッパーについてです。 グー と パー 文字通り、グッパーすると・・・座学でも実演しましたが パーの時 「あっ!」 リードが床に落ちる・・・ 当然ですよね。手のひらを開けばリードは手から離れる。 大げさにやるとそんな感じ。 文字の通りに手のひらを動かす必要はありません。 立っているでしょう?膝だけでもパーが出来ちゃうんですよ~。 次にお散歩に行ったとき、試してみてください。 リードが張れました あなたは「グー」の状態ですね? さあ、リードを緩めましょう。 手を前に押し出すように緩める時は、前進する時。 その場で犬を留まらせたいときは、膝を少し曲げることでリードの張りを 緩めてみましょうか。どうですか?緩みませんか? では? ネロくんは、7秒あたりからグッパーをしていますが 膝も曲がっていますよね。 で、うまくパーが出来ていると思いますか?どうでしょうか?(宿題です^^)

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でしたね。 ネロくんのパーは出来ているか。7秒あたりのですよ。どうでしょうか? 私のネロくんへのレスから。

膝を曲げることでもパーになりますが 脇はグーでもパーでもいつも閉じていていただきたいのです。 で、リラックスできるように(閉じていてもリラックスできるように、肩の力を抜くように)腕は下げます。 お腹の前とかもっと下ね。

です。答えにはなっていませんよね。^^; 7秒あたりのグッパーは、グーが効いていない状態です。 という事は当然パーも伝わらないです。 引かれている本人が言うのですから^^;間違いはないですね。 では、なぜグーが効かないのでしょう? それは・・・膝を曲げて力を逃がしてしまっているからです。 握力のない方、体に筋力があまりない方は 不可に耐えられないので、どこかで力を逃がしてしまうのだと思うのです。 ワンコさんにも負荷がかからないので、一見優しく思えます。確かに優しいです。 でも、グーが効かないという事は、止まれが伝わらないので 止まらない→前に進む→飼い主さんも引っ張られる→引っ張りながら前に進む になりやすいのですね。 また、グーが効かないリード使いだと、鉄柱にリードをくくりつけて それを引いてグッパーは上手くいかないはずだと思います。 リードはたるみっぱなしになっちゃうんじゃないかな? そうすると・・・ サクラのははさんがコメントをくださいましたが

グッパーの実践よりもまずはいったん確実に木になることに留意することに決めて。 木になって足を止めてそれからグッパー実行して。 グッパーすると犬はするする前に行ってしまって。 リードが伸びきる前にグーの状態でリードを手繰って側まで行って また歩き出して、木になって、グッパーして、するする~~、グーで手繰って・・・。 なんかそんな感じでやっていました。 グーでリードを手繰る、というのがなかなか上手くいかない、という事につながる のかもしれませんね。 ここら辺はテクニックのお話なので伝えるのもなかなか難儀ですね。^^;

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