私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

アルファロール

ヴィベケセミナーの4回目が終了しました。

今回は、森山先生の質問リクエストのアルファロールについての、ヴィベケの回答と防衛欲についてでした。

(アルファロールオーバーとも呼ばれます。
犬を矯正的にひっくり返してあおむけにさせ、暴れたら「NO」で押さえつけ
最も弱い部分であるお腹、鼠径部を見せることで人に服従心を持たせる・・・
オオカミの上下関係からの方法、という概念ですね。)

防衛欲って耳新しくないですか?防衛心ではなく、欲。

大型犬なら1歳半から2歳頃現れる。小型犬は性成熟が早いので、もっと早く現れる。
犬種によっても、個体差にもよる。

大切なことは、適切な社会化により防衛欲を簡単には出させないような、そんな飼育を。ということ。

アルファロール(森山先生の質問リクエスト)
それについて、私がまずどう考えるのか、概念と意見を発表。それについて皆でディスカッション、の流で行われました。

オオカミの血縁関係のような群れを犬は作らない、
ましてや人と犬とは種が違うので力関係を主張するなどまったくもってナンセンスでしょう。

権勢症候群としてそれを押さえる躾と言うのは
マニュアルとして一本化させて考えなくてもできるように・・・発想されたものではないでしょうか。
人間は考える素晴らしい動物なのに。

先程の防衛欲を出させる最たる人間の行為がアルファロールではないでしょうか。



我が家では、とりあえず嫌がる事はしないです。
ただ、こちらからの働きかけはいつも褒め倒し^^;なので、みんな何ということなく
こちらの願望を^^;叶えてくれます。
気難しめの子だって、パピーの頃から褒めて褒めておだてて天にも昇るくらいで^^;
こちらが何を要求しているか、聞く耳を持ってくれますね。




種が違う犬と人の間にリーダーはいらない。ましてや、犬が理解不能な攻撃であるアルファロールは、犬の本来持つ防衛欲を簡単に引き出してしまうでしょう。


私たちは犬と分かり合いたいわけで、犬を怖がらせたいわけではありませんよね?

今まで行われていたから、偉い先生が書いているから、と
そういう他力本願に頼るのではなく、自分の犬を愛する気持ちを羅針盤に、犬とコミュニケーションしてみましょう!


さて、今日は座学です。
ご参加の皆さま、どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m

また、次回の予定(6月30日)を間もなくアップしたいと思いますので、ご参加のお申し込みお待ちしてます。
次回は千葉の予定です。




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