私が常々違和感を感じているというか・・・
ちょっと違うんだけど・・・まあいいか、ってスルーしていること。
私流しつけ方、褒める躾は時間がかかる
と。
どうですか?
疑問を持たずに口にしていないですか?
比べたことはないのに。
昨日、秋ヶ瀬の「吠え」について書きました。
一切の叱りも使わず、吠えなくなる。実感していただけましたか?
時間がかかりましたか?
その場で吠えが減少、もしくはその場面では一切吠えなかった、ですよね?
というように本来、褒めること、褒めて伝える方法に時間はかかりません。
褒めようと、叱ろうと
命が育つには当然時間がかかるものです。
促成栽培のようにはいかないんですよ。
なのに・・・
まるでNOを使わないと時間がかかるとか
NOを使うとすぐに上手くいく、
というほぼ妄想に自分自身が支配されていないかどうか、考えてください。
それでも、褒めてしつけるには時間がかかる、という場合は・・・
褒め方が悪いか、褒める時に褒めていないか、褒めが伝わっていない
ということだと思います。きっぱり言い切っちゃいます。
私流は時間がかかる・・・
という言葉は時々耳にしますが、好きではない、もっと言うと^^;嫌いです。
この言葉の裏には
時間がかからない方法の方が正しい
という願望があるからです。
どうして時間がかかってはいけないの?
まずはそこに着目することで、自分は犬を飼っても良いのか、飼わない方がいいのか
そこに行きつくのではないでしょうか。
そこまででなくても、飼育の基本を見直すべきではないかとか・・・
と・・・ちょっと熱くなってみる。
遅くたっていいんですよ。だめですか?それぞれ必死になっているわけですから大丈夫。
人が批判しなければいいのではないでしょうか。
吠えても、人が白い目で見なければ、平常心で頑張れるんです。
犬を取り巻く環境に目を向け始めると、人としてどうでしょう?
ということにまで考えが及ぶ。だからしつけのお話しは時に白熱するんでしょう。
自分を否定されたような気持ちになるから。
プロも学びの連続。
そして飼い主さんはどうか、そのそれぞれの良心に沿って、方法を選んでいただきたいと思います。