トレーナーの中にも
「犬に思春期はない」
という方はいるようです。
また飼い主の中にも、
「思春期のせいにしてごめんね」
・・・
というような私的に理解不能な発言をされる方に合ったこともあります。
脳があり、成長過程があれば、思春期はあるだろ、と思うのですがどうでしょうか。
自分が生きて行く時に、
社会に対しての自分の在り様に困惑や憤りや不安を感じ始める。
または訳もなくイライラする・・・
人間で言うとモデルを探す時期なのかなぁと思いますし・・・
規範を探したり規律によって正される絶好の時期なのではないかなぁと考えています。
要するに、7ヶ月期のクレイジー。
7ヶ月目、社会化期が終わり、
そろそろ自立にさしかかる時期の変。なのですね~。
って・・・いうことで、それがいつ終わるのかは定かではなくというか
1歳過ぎてからも落ち着かないと、思春期が長びいているねとはいっても・・・
いつ終わるんだか、本当にあるんだか・・・
ヴィベケセミナーで彼女の口から(またメールで質問してみます)
思春期の12ヶ月から20ヶ月の厄介な時期のトレーニング、
と言われた時に・・・またそれをトレ中に飼い主さんに伝えた時に、
納得~~~、の嵐。^^;
思春期と言われる頃を過ぎてまたしばらくした時にガクンと持っている問題が悪化する時期があるからです。
人間でも思春期らしきものがないまま成長する人もいるわけですから。
犬も個体差がある、とは思います。
前述した
「思春期のせいにしてごめんね」
というセリフ・・・
私はそういう思考回路をまず飼い主さんには変えていただきたいと常々思っているんです。
病気のせいにして、性格のせいにして・・・ごめんね、と。
んー、そうじゃない。
病気、性格のせいにしているのではなく原因がそこにあるのならこちらの対応対処に変化を持とうよ、
という提案をしたいわけです。
違いが分かっていただけますかね?
理解する、ということにつながると思うのです。
丸ごと理解する。そのウィークポイントを憐れむのではなく、それもその子の一部として理解するということ。
それが育てるということですもんね。
今日は秋ヶ瀬公園お散歩トレーニングです。
参加される皆様よろしくお願いいたします。
どろんこ祭り^^;必須かと思われますが・・・。天気が回復して良かったです。