私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

社会化

12月27日付のオンラインの課金記事ですが
お年玉^^;としてこちらにアップさせていただきます。
http://blog.kuruten.jp/charlie
オンライン記事もこちらのブログと同時進行、また過去記事から系統的に読まないと
ちょっと難しいかもしれませんが、チャレンジしてみたい方はいつからでも購読できますし、
いつでも購読中止できますので(一か月間の購読料です)良かったらどうぞ。
では、社会化についての記事です。

暮れの記事も同うぞ。
http://charliemama.weblog.to/archives/1555180.html

社会化のカテゴリーです。
http://charliemama.weblog.to/archives/cat_29862.html


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ウィキぺディアから

社会化(しゃかいか)とは、社会学の用語で、子供や、その社会の新規参入者が、その社会の文化、特に価値と規範を身に付けることを指す。



Twitterでつぶやきました。

私たちは犬たちにとって「社会化の担い手」。犬は社会化によって何かを与えられる、というのではなくて「犬は人間社会に社会化される」と考えなくてはならない。社会化=社会の価値や規範を身につける、というのが基本だから。

犬の社会化・・・
犬が人間社会に馴染むための社会化ということです。
ここをきっちり認識しておかないと、いつまでも犬が犬に慣れないことで飼い主さんが右往左往することになります。

犬同士の社会化と言うのは、生まれてから数か月の間に済ませる、ということが
当然の犬にとっての権利なので(今はその権利を受けられなかった犬が多すぎるのですが)犬への社会化に躍起になるというのは、実は人間社会への社会化には足かせである、
というのがここ数年で得た私の社会化に対する理解です。

もしも、犬への社会化をしたいのであったら多頭飼育をお勧めします。
飼い主さんが介入できる、ことが条件ではありますがそしてできるなら、迎える犬は犬に社会化された犬が望ましい、もっと欲を言えばパピーで。


成犬になって、犬慣れに頑張ることは
犬に無理強いすることにもなります。
お散歩トレーニングがそういう犬にとって無理がないのは、犬と犬の間に人が介入しているからです。
ここがポイントです。

散トレに参加される方の中にもここの認識でずれがあるために
何度も参加していただいてそれからここのあたりについて再び説明しなくてはいけないことがあります。ブログの読み込みが甘く、新しい記事で私が何を目指すのかを了承されていない方が中にはいらっしゃるようです。

犬任せにし過ぎる。犬の中で、リードが長すぎるというのもその現れかと思います。

この記事『人とのコンタクト』
http://charliemama.weblog.to/archives/1617148.html

これが今現在、私が考える社会化の方法です。

ヴィベケリーセさんもこういう考え方に基づいて、コミュニケーションクラスを運営されています。
飼い主との協力によるメンタルキャパシティを大きくさせる過程。
これが社会化だと思います。
だから社会化に終わりはないし、いくつになっても可能なんですね。
人(社会化の担い手)があきらめない限り。

社会化とは社会化の担い手がいかに社会化を必要としている個体にとって好子をたくさん用意できるか
好子=行動を強化する何か良いこと、
これを装備して継続した社会化に励みましょう。


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