私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

我慢でなく、対象をすり変えたいですね

シュナウザーの左が(緑のリード)シンタ君。 右の茶色のハーネスの子がジャック君です。 シュナウザー独特のカン高い吠え声がこだまします。(笑) どちらの子も、吠えのお悩みですね。

最近M・シュナウザー吠えが出やすい仔が多いのかな? というような印象を受けます。 多分、風貌からか、相手の犬の吠えを誘って、それが敵意と感じる そういうこともあるかもしれないですね・・・ ナイーブな個体も多いかなぁ。

ジャック君、動いてくれてますね~。 動きながら食べる、犬を動かす、これ大事ですよ。 犬のトレーニング、特にしつけと言うと、 抑制ばかりに目が行きますが、押さえつけると、どこかにほころびがあった時 またはほころびを見つけて負のエネルギーは芽を出します。 吠え、咬み、はそういうことが多いですね。(負のエネルギーが発芽したもの) だから、動きをそのまま飼い主さんに集中させる方に持って行った方が 犬は健全に育つのだと思います。 自制は抑制からは生まれないかな・・・

シンタ君は8ヶ月、か。 思春期っぽい行動が見られます。 いろいろなものが怖くて吠えが出ているのにもかかわらず、 突進。空威張り的行動。 そう、市ちゃんの教育対象。(爆) これについてはこの後興味深いことが起きましたので明日のお話し、 とさせていただきますね。

さてさて、はなちゃんスタートです! 以前でしたら、スタートだよ、という瞬間からリード噛みと それを止める時に起きるおかぁちゃんへの飛びつき、咬み が出てしまったはなちゃん。 今現在の行動から違う行動に移る、という時に適応できずにパニック的に興奮してしまうのですね。 こういう時にも叱りません。リードショックも与えませんね。 恐らくこういうナイーブな犬にはリードショック、恫喝は最高に効果があるでしょう。 でもそれをしてはいけないわけって何だかわかりますか? この答えは人それぞれだと思いますが 私は人の良心、だと思います。 優しい人のもとでは優しさが育つ。 そんな犬の模倣を大なしにするのが一喝という叱りでしょう。 確かに、市ちゃんのように教育できる犬は一喝します。 それによって大人しくなる。 でも、それだけだったりするんですよね・・・ 優しさをいろいろに般化するためには、フォローが必要なんです。 一瞬大人しくなった犬を、優しくさせるのは? それが人の役目だと思うのです。しかも、叱ってくれる犬が常にそばにいるわけではない。 では? 人が叱るか? いいえ、人の叱りは犬を大人しくさせません。負のエネルギーをため込むだけ そんな気がします。種が違うので、伝わらないでしょう。 だから? 叱らない代わりに出来ること、それを探して行きましょうね、 というのが今の取り組みになっています。

途中からお約束のように、人や他の犬が貰っているおやつに寄って行ってしまって おかぁちゃんに止められて、八つ当たりしていましたが(リード噛み) インターセプトでストンとおすわりしていたはなちゃんが印象的でした。 そして終了後。 こうして、伏せて自分でリラックスする、 緊張して顔はこわばったままですが(笑) こんな穏やかな様子を見せてくれるようになりました。 みんな頑張ってるね。 こちらと 人気ブログランキングへ こちら にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
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