私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

言葉を教える・トイレトレーニング



当然のことながら、犬は言葉を知りません。
ある本で150語位は覚えると書いてありましたが・・・
でも、教えなければ覚えません。
ここの所を考えない方がかなりいらっしゃいますね。

トイレの失敗を犬がしたとします。
「ああ~~~。どこでするの~。
何度言ったらわかるの、トイレでしなくちゃだめじゃないの。」
と、言っていませんか?
犬の頭の中は???
でしょうね。
えっ?
犬は言ってることがわかる?申し訳なさそうにしているということは
わかっている証拠?
本当にそう思いますか?

犬はあなたの興奮する態度を見て、
危険だ
ということを感じているのです。
低い姿勢でゆるしを請うような姿勢は
「私にはあなたに歯向かう意志はありません」
というカーミングシグナルです。
そのような態度を示す犬に追い討ちをかけるように罰を与え続ける事は
やめてくださいね。
唸りを誘発します。

例えばトイレという言葉を教えたいとします。
どうしましょうか?

犬が一番覚えやすい(人間でもそうですね。外国語を教わる時
どうしたら一番わかりやすいですか?)方法は?

そうですね、
行動に言葉を重ねてあげるのです。
しかも簡潔に、繰り返す。

おしっこしている時に
「トイレ、トイレ」
と優しく声をかけ続けてください。
いつも決まった言葉が優しくかけられることで
犬は用足しと「トイレ」の言葉を関連付けるでしょう。

この応用で、オモチャで遊ぶ時、うちでは
「あった、あった」
と言っています。オモチャが「あった」であり
オモチャを隠して見つけさせるときも
「あったはどこ?」
ですし、見つけたときも
「あった、あった。」
で大喜びします。

簡潔に、繰り返し、優しく楽しげに。
もっと犬と言葉で遊んでみませんか?

では・・・トイレの話が出てきたところで
トイレトレーニング、いってみたいと思います。

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