私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

リラックストレーニング

新しい読者さんに向けて、もう一度リラックストレーニングについてお話ししますね。

リラックス・・・
いつもの場所、馴染んだ場所でもリラックスできなくなっている
私の見ているのはそういう子達なのですが・・・
特に問題がない犬たちについてもこのトレーニングはとても大切だと思います。

なぜか?

緊張した場面で、リラックスできるからです。
しかも・・・
飼い主によってリラックスに導けるということは大きな財産ですよね?
リラックスできている時はリラックスは考えなくても良いでしょう。そうではなくて、
自分自身どうしようもなくなった時、
私たちだったら?
慣れないスピーチにい頭の中が真っ白になったり、体が固まってしまったり、そういう場面で
リラックスできるかどうかなんですね。
スポーツコーチはリラックスに導く役目もしていますが、犬たちにとって飼い主はコーチですよね。
導けるということの重要性に注目したいと思います。

リラックストレーニングのカテゴリーです
http://charliemama.weblog.to/archives/305004.html

その中の一番新しい記事です。7月ですね。
チャーリーの興奮についてです。(ガス抜きが上手く行かない時にどう介入するかの記事なんですけど)

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チャーリーが下痢気味で、
野良ニャンコの「おかあさん」のお迎えの時に一緒に診察に連れて行きました。


「おかあさん」です。^^
チニタ君のお母さんでもあります。このお写真は手術前。
お耳カットされて来ました。




嫌いな(好きな子はいないか^^;)体温検診
注射を二本。

帰ってきて・・・オーバーストレス状態が鎮まりません^^;
(部屋中バタバタ歩き回って、寝られない・・・クッションを弾き飛ばしあっちへこっちへ移動しまくり・・・)

若い頃のお散歩ではココと楽しくお散歩して
帰ってきて、喜びのあまり
お部屋中を走り回るという「祝祭」を毎日ではないな、お散歩が楽しかった日には
祝祭のように大暴れしたものです。
5歳を過ぎたころからしなくなりました。
そういう大興奮の時は、自分で興奮をさめられますからほっときます。

が、診察のオバーストレス状態で暴れまわる・・・
ホールドラッピングで落ち着かせます。
リラックストレーニングの要領で、「(落ち着くのが)上手ね~」と声をかけ
http://charliemama.weblog.to/archives/305004.html

優しく撫でて・・・保冷剤で火照った体を冷やします。
次第に落ち着いてきたら・・・冷たいヨーグルトかプリンを一口「はいどうぞ」
喉に冷たくておいしいものが通ると、一気に興奮が下降します。

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簡単な介入としては、首筋にそっと手を置くということもします。

これはすべて古典的条件づけを使ったものです。
一生涯、意識せずに継続できるコミュニケーショントレーニングということがいえるかと思います。



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