横につけばリードが緩む、という発想をしていませんか? でも横につかせてもリードは張りっぱなしの人って多いかもしれませんよね。 前、後ろ、横、実は位置は関係なく、人がリードを引っ張っているという事に 気づくとリードワークが断然違ってきます。 リードが張れるのは犬が引っ張るからではありません。 ではなぜか?何度でも言いますがあなたが緩めないからです。
グッで一瞬リードを持つ手を止めますよね? そのまま引くから犬は前に抵抗するんです。 パーで緩めます。パーで緩めて次にリードを引く、はなしでお願いします。
緩めたら犬も力を抜くタイミングがありますので それを意識させられるようにリードを細かく操作すればいいです。
小型犬だからできるとか思っていませんか? 50キロ以上の犬でも、タイミングよく止めて緩められれば倒されることなく 引きを止められます。
グッパーを大袈裟にするとこうなります。
黒ラブはなちゃん。 彼女の名誉のために言いますがこれはやらせです。^^
ただし、やらせなくてもこうなっていましたが今は超改善されました。 と言うかハンドラーさんの実力が付いた、ということね。
行きたいのに行かせてもらえなくてヒャン吠え出ちゃってごめんね~。 でもこれで行かせると、ひゃんひゃんを強化させてしまうワンコさんですね。
それも注意して育てていただきました。
グッパーでここまでできます ハーネスでも犬は止められます。
引かせるための道具ではなくて、止める時に負担がないですよ ということ。 ハンドリングに気をつけるともっと負担が少ないですよ、 私がお受けする引っ張りの問題は、大抵このくらいの感じなんですね。
悩んでいらっしゃる方は文字通り命がけだったりします。 瞬間的にこうやって引っ張りが出る、という事もあるので気が抜けません。 普段おとなしくても瞬間的にこうなる子はたくさんいますからね。
何を矯正するにしても特効薬はないので、 引っ張りに関しては、リードはあなたが意識して緩める 犬が引いても苦しくない犬具にする、アテンショントレーニングやフードを使ってのマグネット インターセプトでのオスワリ、タンタンマークで正解をマークするなど 引き出しの中の道具をたくさん用意してください。 そして、いつも出せるように道具を磨いてくださいね。