トレーニングで褒めてください、 とお話しする時に、私の意図をくんでくれる方は何人いらっしゃるかなぁ?
以前にもお話ししたかな? 褒めてください、と言うと
「私はいつも褒めていますよ、いい子ねぇ~ってなでなでして くつろいでいるときに褒めるのが至福の時」
・・・ 犬との触れ合いの点では非常にいいことであると思いますが 今ず~っとお話している、不安症状のある犬 自信が無い犬、分離不安(=待てない状態)についての治療(トレーニング)ですので ちょっと違っていて・・・すみません。
トレーニング的に褒める、 犬の自信を育てるための褒め、です。
いかがですか? どうやって褒めたら犬は自信がつくでしょうか? 正しい行動(自発的な行動がいいです)にすかさず、 凛とした態度で 「YES」です。
私は 「よしっ!」 が好きです。 どんな子も目がきらきらしますよ。 「そうかぁ!これが正解なんだ!」 っていう経験が作り上げるものが自信なのですから。
この、自分で考えた行動が正しい。
非常にシンプルですけど、これがトレーニングで伝えたいことなんです。
で、ここでちょっとひとりごと言っちゃいますね。 褒め言葉はどんなものを使っていますか? 統一するためにとか、日本語は犬が慣れているからとか 男性女性でニュアンスが違うから、 地域によってイントネーションが違うから、 日本語より英語がいい・・・良く聞きますが・・・ では?英語圏の方はどうするのかな? 犬が慣れている言葉、人それぞれの褒め方でいいんです。 ことさら、かっこつける必要もありませんよ。 褒めることは日常的でなければいけないのですから! 普通に、心をこめて、あなたなりの言葉でOK。 バカバカ、だってうっとりするような感情を込めたら犬には褒め言葉になるんですね~。 形ではありません。 形にとらわれると、その時発せられる犬からの感情を見過ごします。 また、あなたの思いも伝わらないでしょう。
褒めることがない、とか、見つからないとか。。。
叱らなければ「いけない」とうことが伝わらないとか。。。
人側の思い込みが大きいような気がします。 褒める、叱る、または叱らないで導く、ことについて考えてみます。 犬の自信についても考えてみます。