私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

食事中の威嚇行動の予防

もともと犬は、大抵の犬は 食べ物や、場所、とか・・・お気に入りを守る習性があります。 守る=唸る、とか唸って空噛みする、とか、歯を当てる、噛む、とかの行為ですね。

もともと習性としてある、ということは 何もしなければ、習性通り好ましくない行動が現れる、ということ。

だから、 予防が大事だ、ということですね。

では、その予防法をご紹介しましょう。 その前に予防法を行う 目的の確認です。 食事を待たせて、お行儀よくさせることではありません。

食事前、中、後、いかなるときにも、威嚇の行動をとらせない、ということです。

犬にとっては、守ることは本能なので、 唸っているのなら、食事くらいゆっくりさせてあげたら? という意見もあるでしょうが、唸るということは かなりいっぱいの状態で食べている?という疑いがあります。 ひょっとして?取られると思っている? ・・・ かなりのストレスなのではないでしょうか?

唸って守る必要はないよ、たとえそばに人がいてもということを教えたいわけです。

私がいつも使う言い方ですと、 自信をつける ということですね。

唸らないでやり過ごすという自信。

ここは再確認のところですね。 ここまで言っておかないと、 唸ると、たたいて罰したり、 食器を下げてしまったり、怒鳴って叱ったり・・・する方が多いですから。

それが続くと、 寝ているときに触ったりすると、瞬間的に噛みつくことに発展する子がいます。 基本的には憶病なんですね。

家庭内で落ち着けない、いつも心がざわついている、ということでしょうか。 若い犬は、自分の家が真に落ち着く場所と思えるまで 唸ったり、と試すようなこともします。 これは叱ったりしてはいけないですよ。

「ほ~ら、やっぱりここは危険だ」 と犬が勝手に思い込むだけです。

罰は危険です。昨日の続きではないですけれど・・・ 長くなりましたので、予防法はまた明日。

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