チャーリードッグスクール

私は社会化のドッグトレーナー

信頼関係を壊さないトイレトレーニング

過去記事を修正しながら一つの記事にまとめてみます。

雨の日に家でも排泄してくれたらいいな。

お散歩禁止の病気療養中などに家でもできたらいいな。

お出かけしたときに、ここでしてね、って場所を指定してできたらいいな。

などなど。

今では信じてくれない人も多くなってきたけれど、トイレシーツを購入すると包装のビニールに 失敗したら失敗したところに犬の鼻をこすりつけて「イケナイ!」と叱りましょう と書いてあったものです。

マーキングさせないように、マーキングは支配性の現れ、とか。

排泄の後、後ろ足で蹴り蹴りするのも支配性やめさせましょう、みたいに・・・。 犬のしつけも前時代的なものがあったんですよねぇ。

 

 

 

トイレトレーニング

 

 

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私は社会化のドッグトレーナーは2007年にスタートしました。トイレトレーニングの記事は2008年から始まりましたね。

トイレトレーニングのカテゴリーをひとまとめにしてみようと思います。

トイレトレーニングもいつからでも可能ですよ。

 

言葉を教える・トイレトレーニング

当然のことながら、犬は言葉を知りません。

ある本で150語位は覚えると書いてありましたが・・・ でも、教えなければ覚えません。 ここの所を考えない方がかなりいらっしゃいますね。

トイレの失敗を犬がしたとします。

「ああ~~~。どこでするの~。 何度言ったらわかるの、トイレでしなくちゃだめじゃないの。」

と、言っていませんか?

犬の頭の中は??? でしょうね。

 

えっ? 犬は言ってることがわかる?

申し訳なさそうにしているということは わかっている証拠? 本当にそう思いますか?

犬はあなたの興奮する態度を見て、 危険だ ということを感じているのです。

低い姿勢でゆるしを請うような姿勢は

「私にはあなたに歯向かう意志はありません」

というカーミングシグナルです。

 

charliemama3.hatenablog.jp


 

そのような態度を示す犬に追い討ちをかけるように罰を与え続ける事は やめてくださいね。 唸りを誘発します。

 

例えばトイレという言葉を教えたいとします。 どうしましょうか? 犬が一番覚えやすい(人間でもそうですね。外国語を教わる時 どうしたら一番わかりやすいですか?)

方法は? そうですね、 行動に言葉を重ねてあげるのです。

しかも簡潔に、繰り返す。

おしっこしている時に 「トイレ、トイレ」 と優しく声をかけ続けてください。

いつも決まった言葉が優しくかけられることで 犬は用足しと「トイレ」の言葉を関連付けるでしょう。

 

この応用で、オモチャで遊ぶ時、うちでは 「あった、あった」 と言っています。オモチャが「あった」であり オモチャを隠して見つけさせるときも 「あったはどこ?」 ですし、見つけたときも 「あった、あった。」 で大喜びします。

 

簡潔に、繰り返し、優しく楽しげに。 もっと犬と言葉で遊んでみませんか?

では・・・トイレの話が出てきたところで トイレトレーニング、いってみたいと思います。

 

 

トイレトレーニングは本能に反すること

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犬は人間が決めたトイレで用を足すことなど 思いもよらない・・・ それをまず頭に入れておいてくださいね。

犬の本能としてのトイレは 寝床を汚さないように 食事をする場所を汚物で汚くしないように、 ということで、巣穴から離れた場所でするのです。

一箇所でするという習慣もありませんよね。

 

ですので、小さなショーケースの中で うんちやおしっこを片付けてもらえないようなショプにいた犬は 本能がずたずたになっていると想像できます。

犬は本来綺麗好きなので その様な汚い環境に自分を適応させるために

汚いとか、そこではしたくないとかの本能に蓋をしてしまうかもしれません。

どういうことかというと、 寝床だろうが食器が置いてあろうがお構いなしでトイレしてしまう。 ということ。

 

でも・・・ 犬にとって(人間が思うような)トイレの失敗はありません。 したいところでする。 それは犬にとって間違った事ではありません。 人間にとって都合が悪いのですね。

 

なので、 決まったところでしてもらうためには まず、最初は おしっこやうんちをすることを、(失敗の場所でも)褒める。 したことを、褒め倒す。大喜びします。 これはなかなか難しい。

禅の修業をしたほうがいいかもしれない。

 

「あっ」

失敗した時に発する何気ない感嘆詞。

これだけでも、充分犬にとってはネガティブな情報です。 「おしっこをすると、危険だ」と感じさせてしまいます。 ここに注意してくださいね。

犬は失敗したから叱られたとは思わないらしいです。 おしっこをしたこと=叱られる と関連付ける犬が多い、ということ。

だから、 出たら褒める。 そのためには、失敗をさせないような環境(トイレ)作りを しなければいけませんね。 まずそれから考えて見ましょう。

今日のポイント。 粗相を叱らない。粗相できない環境を用意する。 出たら褒める。 明日に続きます。

 

トイレトレーニング(1)

お店でトイレトレーニングの相談を受けることは多いですが・・・

みなさん、たいていこう言われます。

「叱っているのですが、全然覚えないのです。」

・・・

 

トイレシーツの説明書きに

「失敗したら失敗した場所に鼻をこすりつけて叱る」

と未だに書いてある商品はあるのでしょうか?

むか~し、昔、飼育本には書いてありましたよね。 

 

しかし・・・ 今でもそれを信じて疑わない方もまだまだいる、 ということにはびっくりです。 鼻をこすりつけて、何を教えられるか、ということです。

冷静に考えれば、意味のないことなどよくわかりますが。 これは絶対にやってはいけない叱り方です。

というより、トイレの失敗は叱ってはいけないと思います。

なぜかというと、 おしっこやうんちをする、そのことがいけないことだ、 そう誤解する犬が多いからです。

誤解した結果、 あなたの目を盗んで隠れて用を足したり、 我慢に我慢を重ねて、とうとうとんでもないところで 「じゃ~~~」 って・・・。

我慢の限界でした・・・、みたいな。

 

理想は! 飼い主さんの見ている前で

「どう?すごいでしょ?」

という顔をしながら用足しできること。 そうなれば、指示でトイレをすることも可能になります。

そのためには、 やはり失敗をさせないことです。

で、ポイントは

ポイント

場所を制限すること。 時間を管理することです。

そのうえで、シーツを敷き詰めてどこでしてもOK状態の部屋でのみ 遊ばせる、ということです。

です。また

 

まず、トイレの時間をノートに記録しましょう!

 

いつするのか、 どのくらいの間隔でするのか、 する前に決まった動作をするか。 ということをノートに記録してみて下さい。

そのためには、部屋中シーツだらけ、敷き詰めておいてくださいね。 敷き詰めてあるので、 どこでしても成功です。

出たことを褒めて、喜んであげましょう。 ご褒美をあげればさらに自信がつきますよ。

サークルに入れている間我慢してしまう仔には とっても有効な方法です。

見ていなければ記録できませんので トイレトレーニングのためには時間を割くことが重要です。

 

トイレトレーニング(2)

 

しばらく、トイレトレーニングを続けます。

特別苦労せずに覚える犬もいます。 しつけ本の通りトイレを作り、誘導してそれでOKみたいな犬はいます。

が・・・ ここでは今まさに苦労している方に向けて方法を提案します。 お悩み事はどんどんコメントしてください。 違ったアイディアが得られるかもしれませんし、 話すことで気持が楽になるかもしれませんよ。                          

サークルにシーツを敷いておいたり 部屋の一角に敷いておいて、 トイレの素振りが見られたら、そこへ連れて行く その方法は、 トイレの間隔が長くなってきてからの方が良いと思います。

まずは部屋中(遊び場所に)敷き詰める方法で。

 

もともとトイレで苦労する犬は、 トイレが近かったり、ショップで長い事ゲージに入っていたりとか 何か理由があるはずです。

なので、そういう犬にはまず 自信をつけさせること=(おしっこしても怒られないんだ)

飼い主さんの意図をわかりやすく、 このことに集中していただきたいと思います。

 

だから、 何度でも言いますが、叱らない。 大きな声を出して、驚かせない。ということです。

また・・・ シーツの上に犬を乗せて、 「ここでするんだよ」 と優しく言ったとしても、犬は 「その上にいることが良いことだ」 と学習するかもしれませんし、 「そこ(トイレシーツの上)は感じ悪い」(不安になる) と近づかなくなるかもしれません。

 

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言葉は通じませんので。

念のため。 急がば回れ、で おしっこやうんちをすると褒められる、 そのことを強烈にインプットさせてしまいましょう。

わが家はチャーリーがビビリやで、お出かけした時おしっこも うんちも出来なくて苦労しましたし、 (お家の中ではトイレはとっても楽な仔でした) ココはココで家の中でも、怖いことや気分が乗らないと かなり長時間我慢する、という悪い癖があります。 (今でも)

だから・・・ 失敗でも、粗相でもいいからしちゃって、 と思うこともしばしばあるんですね。(膀胱炎になってしまいます)

だから・・・ おしっこも、うんちも わが家ではブラボーなんです。 ご褒美モノなんです。

「出たね~、良い仔だねぇ~」 所構わず、褒めまくりです。 馬鹿馬鹿しいと思われるでしょうけど。

 

トイレトレーニング(3)

 

くどくどと、まあくどいように「叱ってはいけない」 そのことをお話してきました。 今日から実践編と参りましょう。(実践編になるかな?・・・)

 

では・・・ みなさんのお宅のトイレの設置状況はどのようになっていますか? どのように失敗しているのでしょうか?(あれっ!?) まずそこをお聞きしたいです。

 

サークルに入れることがかわいそう? ハウスに入れると大騒ぎ? 部屋に自由にさせてトイレに行くのが間に合いませんか?

それとも 狭いサークルの中にトイレと水飲み、ベットも入れて 狭い空間になっていませんか?

犬によってはトイレが近すぎることが 我慢できなかったりしますよ。

ベットで粗相をしてしまう犬はいませんか? そういう仔は、脳がパニックを起こしています。

環境の変化についていけていない、 または、それまでうんちもおしっこも片付けてもらえない、 そんな環境で過ごさなければいけなかった、 そのために脳がパニックを起こして、 綺麗好きの本能をシャットダウンさせてしまった、 そういう状況かもしれません。

 

または、 トイレの失敗を叱られすぎたために、わけがわからない状態。

このような時は、まず、落ち着かせること。 おしっこも、うんちも 誰も咎めないし、出ればすっきりするし、褒められて ご褒美ももらえて・・・ というパターンを根気よく作り上げてください。

 

まず、クレートに入ることはできますか? これは場所の制限と時間の管理です。 (クレート内で粗相をする仔はパニックですのでまた別の方法で。)

 

 

 

取りあえず、時間を記録して、何分または何時間我慢できるか わかりましたか? その我慢できる時間はクレートに入れておく、 そしてそろそろトイレの時間だな、と思ったら トイレの場所に入れて、出るまでそこにいさせる。 これが最も簡単な方法です。

 

できれば、犬を家庭に迎え入れたその日から1週間、 集中的に取り組んでいただきたい方法です。 集中的に取り組める時間を用意してください。

 

が・・・ 多分、今このブログでトイレの情報を得たい方は、 こじれていますね? いませんか? クレートにもサークルにも入っていられないとか・・・ 飼い主さん側に時間がないとか。

そんなパターンの方・・・いませんか?

実践編とか言いながら、結局飼い主さんに忍耐を求めるお話になってますね。 これは仕方が無い。

 

犬は一箇所でトイレをする習性はありません。 うちの犬たちも庭でするときも 今日はここ、明日はまた違う場所、というように 一箇所ではしません。

そこを理解して、一箇所でさせたいのであれば それなりのトレーニングが、根気が必要だ、ということです。

では・・・ 明日もまたトイレです。 お付き合いくださいね。

 

 

トイレトレーニング(4)

犬がトイレを覚えない事を とっても恥ずかしがる方が・・・多いです。

何故でしょうか? 誰かに非難されましたか?

ただ・・・真に恥ずかしいですか?

教え方が悪いと責められる、そう感じていますか?

育犬ノイローゼではないですが・・・ ぎりぎりの状態で悩んでいませんか?

「どうしよう~」

かといって、トレーナーに相談する事もためらう方が多いですね?

何故でしょう?

見せたくないと思っていませんか?

自分でどうにかなる、どうにかしなくちゃ、 と切羽詰って、結果、犬に当たっていませんか? この状態は避けましょうよ。 犬は混乱します。

 

まず、深呼吸して、 いいですか? 何を教えたいのでしたっけ? トイレの場所ですね? では・・・ちょっと 下の写真をご覧ください。

 

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我々人間はシーツとタオルの区別がつきます。

が・・・犬はどうでしょう? 区別できると思いますか?

 

答えは・・・できません。

なので、シーツでおしっこしなさいと言われても どこがシーツで、何がシーツなのか、ということです。

また、 あなたが発する 「おしっこ」という言葉、 犬は理解していると思いますか? 答えは・・・さっぱりわかりません、です。

なのでまず、 おしっこはどういうことかを教えないといけませんね。

言葉を教える時は? 行動にかぶせてくださいね。

しかも楽しげに、ですよ。

だから・・・ 失敗できない環境(ある程度の広さにシーツを敷き詰めて 他へは行けないように管理して)で自由にオシッコさせてください。

どこでしても失敗ではないので 飼い主さんは安心していられますよね。

そして、いつでも「オシッコ」と言葉を教えられるように ちゃんと見ていてあげてください。

見ている目にも要注意ですよ。 手鏡でも用意して、ちらちら顔の表情をチェックしましょう。

「怖っ!」 って顔してませんか? 言葉は通じませんが、その様な雰囲気は通じてしまいますよ。

 

 

トイレトレーニング(5)

広い場所にシーツを敷き詰めて

「おしっこ」

という言葉を覚えさせながら、

同時にサークルの中でも トイレのトレーニングを行いたい、 そういう方のためにひとつのサークルの形をご紹介します。 下のサークルをご覧ください。

 

このような形のもの、最近出回っていますね。 トイレを教えるのにはよく考えられた形だと思います。

 

 

 

トイレを寝床から離すことができます。

トイレを一つの部屋として区切れるので 寝て起きた犬を、トイレの方の部屋に入れて 済むまでトイレに入れておくことができます。

子犬はおしっこを頻繁にします。

寝て起きておしっこ、遊びながらおしっこ、 食べてはおしっこして、水を飲んではまたする・・・ みたいな。

こんなに頻繁におしっこをする犬を 自由に部屋に居させるのは無謀ですね。 オムツをはずした赤ちゃんがうろちょろしている、 そんな状態。

子犬は月齢+1時間は排泄を我慢できると言われています。 これを応用すれば、 クレートまたはサークルの寝床で1時間寝かせて (それ以上寝ているのなら寝かせてくださいね) 起きたらトイレに誘導します。

ただ、これはじっと寝ているときに我慢できる時間なので 遊んで体を動かしていると10~15分おきに おしっこをする、そんな犬もいます。

なので、サークルを使ったトレーニングと併用する形で 部屋にシーツを敷き詰めてくださいね、ということなんです。

このことからわかるように トイレのトレーニングは、飼い主さんの管理の仕方、 そこにかかっています。

時間と場所ですね。

あとは、おしっこやうんちの素振りが見られても 大騒ぎしない、ということも大切ですね。

緊張した場面、場所では出るものも出ない、 それは我々も同じだと思いますので。

 

 

トイレトレーニング(6)

以前にもご紹介しました。

 

 

なぜトイレトレーニングにこのトレーニング本? と思われますか?

この本の第4章からの行動問題と解決法をご紹介したかったからです。 本当は教科書としてお手元に置きながら 学習していただきたいくらいなんですね。

でも、そうも言っていられませんので抜粋してご紹介しましょう。

P142から

 

人間よりもはるかに高い知性を持つ生物が暮らす惑星(仮にゴーン星と呼ぶ)があり、あなたはゴーン星人に飼われているペットだと仮定しよう。 この星では人間はゴーン星人のコンパニオンアニマルである。 ゴーン星人ハゴーン星人はテレパシーと目の動き、それに甲高いキーキー音を複雑に組み合わせて意志を通わせている。 しかし言語を意思疎通の手段とする人間の頭では、ゴーン星人の言っていることはちんぷんかんぷんである。 ただこれまでの経験から、いくつかの音の意味は聞き分ける事が出来る。 ゴーン星人と人間は強い絆で結ばれているが、ゴーン星人の社会には人間が守らなければならないルールがたくさんある。 人間は限られた情報からルールの内容を理解しなくてはならないが、果たしてその解釈が正しいかどうかは出たとこ勝負である。

 

 

さらに続けますが・・・ どうですか?人間と犬の関係に似ていませんか? ・・・

 

飼い主の家であるゴーン星人の家には、陶器の鉢がたくさん置かれている。 器には水が入っていて、水が流れる仕組みになっている。 しかしその器で用を足そうとすると、必ず近くにいるゴーン星人が飛んできて、思いっきり叱られる。 だからあなたは、ゴーン星人が留守の間にしか、そのトイレのようなものを使わないようにしている。 飼い主が帰宅すると時々トイレの中に頭を突っ込まれるが、その理由はさっぱりわからない。

 

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これ・・・人間を犬に置き換えて考えると、 我々はとんでもない間違いを犬に犯していると そう思いませんか?

どんなトレーニングをする時も 忘れてはいけない事は、 犬はわかっているのだろうか? と常に気を配ってあげる事です。

わかっていないのに、失敗したからといって 叱ったり、がっかりしたりする事が続けば、 犬の混乱は避けられません。

犬がした間違いを正さなくてはいけないはずなのに、 犬に罰を与えるのはいかがでしょうか?

行動を正さなければいけないのに、犬を罰すればどうなりますか? 犬はあなたを恐れるでしょう。 要領のいい犬はおべっかを使うかもしれません。 いや、要領の良い態度に見えますが実は犬の カーミングシグナルかもしれませんね。

天罰療法も要注意です。 あなたを恐れないかもしれませんが、この先いつか 何かを 恐れるようになるかもしれません。

その場での成功に気をよくするのは危険です。 知識を蓄えましょう。

犬は最高の友達。その友達の本当の姿を知るためには 知識も大切だと思いますので。 犬について学ぶということは犬を知ること。

知ることで防げる犬の失敗は多いです。

 

また、犬とはそういうものか~、と考えられれば 怒りも無闇やたらに湧いてきませんよね。多分 。

問題行動の末に、犬を捨てたり、 捨てはしないけれど、精神的に捨てたり・・・ 不幸な犬を作らないように、 少しずつでも学んで 悩んでいる方に、正しい方法をアドバイスできるように 頑張ってみましょう。

 

トイレトレーニング(7)

今日はトイレの設置場所を考えてみましょう。

トイレはサークル内ですか? フリーにしたときのために、他の場所にも作ってありますか?

でも・・・ あなたがしてもらいたい場所(トイレを設置した場所)と 犬がしたい場所が違っていたら?

人間の都合と、犬が快適に用を足せる場所は もしかしたら違うのかもしれません。

 

また、この写真をもう一度見てください。 シーツとタオル。

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「大丈夫、うちはシーツのとなりにタオルは置いてないから」

ってそうではなくて・・・

シーツと新聞紙を重ねて置いて、シーツにしてくれない、新聞紙の上にする、 とか、 シーツをはずしてキッチンマットにする、とか お布団にする、とか・・・ 犬には区別がついていませんよ、 ということを言いたいのです。

 

足の裏の感覚が似たものを、トイレの側または 遊び場所に置いておかないでください、ということです。

 

全面敷き詰め型の方法

 おしっこののしやすい場所を犬に決めさせて、使わないシーツを取っていき、 失敗しても叱らず、成功した時だけ褒める。 「おしっこすることは悪い事ではない」 ということを印象付けるのです。 で、部屋の真ん中にシーツが残ってしまったら、 8割ぐらい上手にできるようになった時点で、今度は毎日そのペットシーツを犬に気が付かれないよう10センチ単位でずらしていき、最終的には飼い主さんの希望の場所まで誘導します。 という感じで、飼い主さんの決めたトイレで用を足せるようにする、という方法ですね。悪くありません。

 

長くなったので明日に続きます。

 

トイレトレーニング(8):演技力

昨日の記事の内容に関してはOKでしょうか?

トイレシーツを敷き詰めて、犬に好きな場所を選ばせて 使わないシーツを順に取り除き 最終的には飼い主さんの希望する場所まで誘導する、 というものでしたね?

え~~~っ!?

 

ですか? ですよね?

なかなか実行するのには勇気がいるかもしれません。 勇気じゃないか、手間がかかる?のかな?

でも・・・ サークルでどうしても我慢してしまう仔には 試してみてもいい方法かなぁ、と思います。

なぜ、我慢するのか・・・ 理由はいろいろでしょうが、 飼い主さんに叱られすぎて、飼い主さんの見ているときには 出来なくなってしまった。

または狭すぎて、する場所が無いと感じる。 ということはあるかもしれませんよ。

なので、サークルから解放して、 さあ、してください、みたいな。 どこでしてもOK、 失敗ではないよという空間を演出してあげて。

後は飼い主さんの演技力です。

今までのトイレのときにありがちな、 険悪な、イライラした気分を一新して 「さあ、トイレだよ~~~。」 というような感じでいってみましょうか。

トイレトレーニングに関してはここが一番のポイントです。

えっ!? 何かわからない? ポイントはあなたの誘導で、堂々と用を足せるかどうかです。 犬は失敗したことをいけないことだとは思っていません。 あなたに叱られることが嫌なのです。

だから、演技力。 あなたが怒っていないかどうか、 犬はそれが気になってしょうがないのです。 だから・・・ 見ていないときに失敗するのです。 (犬自身は失敗とは思っていません。受け取り方が違うのです。 ゴーン星人を思い出してください)

がん見もNGですよ。 見張っていたら出るものも出ませんし・・・。

 

トイレトレーニング(9):犬の理解力

 

こんにちは。 じっくり考えていただけましたか?

トイレトレーニングの一番のポイント。 演技力を。

昨日の記事の中のここ

今までのトイレのときにありがちな、 険悪な、イライラした気分を一新して 「さあ、トイレだよ~~~。」 というような感じでいってみましょうか。 ということです。

 

魔法のようなトレーニング法はありません。

繰り返し。 何度でも繰り返す、それしかありません。

で、 繰り返すときには、飼い主さんは笑顔でお願いしますね、 ということです。

 

飼い主さんの前で、排泄が自由に出来るように 飼い主さんの指示で、排泄が出来るように、 おしっこもうんちも、 すれば飼い主さんが喜んでくれると思えば 犬ははりきってしますよ。

できない、ということは、 いけないことだ、と思っているからです。 ということをお話しました。

これからトイレトレーニングされるかたはその辺を よ~く考えて、失敗させない環境で、 たとえ失敗してもイライラしないで、接してあげる事が 成功への近道なのです。

「叱っても覚えないんですよ」

・・・結局これが間違っていたのです。

今、ぎりぎりの状態で頑張っている方。

まず振り出しに戻って、おしっこだってうんちだって じゃんじゃんしてもらいましょう。 あなたの前で、出来る事が大切なんです。

すればするだけ褒める回数が増える、 そのくらいの気持でお願いします。 何度でも言いますが、見ていないところで失敗するのは 叱りすぎです。

または飼い主さんの、失敗を許さないという 強烈なガン見。 これはNGです。

目が合ってしまったら、目を逸らせてあげましょう。 「私には敵意はないから、落ち着いてシッコしてね。」 というカーミングシグナルになります。

 

犬は排泄の習慣(手がかり、環境の条件)を 場所、地面の状態(匂いも)、そばに誰がいるか ということで判断するそうです。 なので、失敗した→あなたが叱った→叱られるのは嫌だ→あなたがいる →危険だ→見ていないところでする(トイレの場所でなくても) という結果になってしまうかもしれないのです。

 

びっくりですよね? びっくりしませんか? 犬は唯一、あなたがいないときすれば叱られないことを覚えているのです。

えっ? 後で叱られる?

それははっきり言って犬には理解不能です。 

犬の頭は非常にシンプルな構造です。 高度な理解力を求めるのはかわいそうかな? と思います。

 

トイレトレーニング(10):排泄の成長過程

 

生後間もない子犬たちは、母犬に陰部をなめられることによって 排尿、排便が反射的に起こる、というのは皆さんご存知ですよね?

では自発的に排尿ができるのは? 2~3週齢くらいですかね。 それを過ぎると、巣から這い出て排泄できるようになります。

 

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我が家はチャーリー用にサークルの中に ダンボールで寝床を作りました。 出口は穴をくりぬいて、タオルで覆っておきました。 暑くなると顔だけ出して。。。

 

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眠くなるとそこに這いずって入り、 おしっこが出たくなるとそこから這いずって出てきて用を足す。

というように完璧に出来る仔でした。 驚きです。 これは特別にしつけたわけではありません。 最初からそうだったのです。

正直、トイレでは苦労の連続の我が家では、トイレ優等生のチャーリーは 信じられない存在ですね。

3週齢を過ぎると上記のチャーリーのように 巣から出て、巣を汚さないように自発的に排泄をします。 で、2ヶ月くらいになると、 寝床や食事場所(水飲みや食器の置かれているところ)から 離れたところで排泄をしたがります。

また足の裏の感覚で水分を吸収しやすいものの上、 土、砂地、草むら、などを好みます。

 

またさらに成長するとそこの場所の光景、匂いに誘発されて 排泄が促されるのです。 条件反射、ですね。

その条件の中に、あなたの存在もいれてしまいましょうね、 ということをここまで述べてきたつもりです。

あなたがいること、それが危険な存在であれば トイレを我慢するでしょうし、 あなたに褒められたければ、勢いよく(?)排泄するでしょう。

 

では・・・ あなたの存在があろうがなかろうが おかまいなしに、失敗して、 何だか、わけがわかっているのかいないのか・・・ そんな犬について 次回お話してみます。

 

トイレトレーニング(11):ケースに入れられて販売されると・・・

 

ペットショップの箱の中に小さな犬が入れられて 寝床もなくどこがトイレなのかよく分からない中に 住まわせている・・・ こんな情景は、 日常茶飯事ですか?

皆さん、もうお気づきかと思いますが このブログの右サイドバーの、グリーンのバナー、 リビングウィズドッグが貼ってあります。 細かいところでは賛同しかねる点もありますが(言っちゃった) 「生体販売をしているところでは何も買いません」 というポリシーを持った方々が集っています。

これは生体販売をするお店をいじめているわけではありません。 箱売りのペット販売の形態が、多くの悲劇を生むのですよ、 だからそれをやめさせるのには そういう場所で物を買いませんという意思表示をして 少しずつでもいいから変えていかないと、 ということです。

大雑把でごめんなさい。

で、トイレトレーニングとの関係です。

昨日の記事の中で、あなたがいようといまいと、 いくら叱られても、隠れるわけでもなく、 むしろ堂々と(?)失敗する犬のことをお話しました。

 

2ヶ月齢を過ぎているのにも関わらず、地面をくんくん匂いも嗅がず いきなりシャーっとおしっこをする、 そんな犬・・・ 見たことありますか?

というか、あなたの犬はそうではありませんか?

トイレの相談を受けるとき、このように 犬であるのに、犬としての基本的な排泄の成長をしていない犬、 そういう仔の場合の、即答できない難しさを痛感します。

トイレのしつけは数ヶ月~1年はかかると覚悟していただきたいです。

何故なら、本能を(巣穴を清潔にするという) 封じ込めてしまっているからです。

ケースに入って売られている犬たち・・・

お掃除も行き届かず、おしっこもうんちもそのまま・・・

新聞紙が切ってある中におしっこやうんちをして その中で眠る・・・

うんちで遊んでいる・・・

おしっこの上でひっくり返って遊ぶ・・・

犬を責められませんよ。

 

その環境の中では、そこで用を足すしかないし、 その中で遊び、その中で眠るしか道は用意されていないからです。

このような飼育は、 犬の巣穴を汚さないという本能を封印している そういう飼育方法です。

ショップの中でこのようにトイレトレーニングの機会を与えられない犬たちは 購入後のご家庭で、間違いなく苦労します。

綺麗好きな本能を戻すためには、相当な日数がかかると覚悟してください。

ではその様な犬を迎えられた方には・・・ つきっきりで教えられる時間を用意してください。

目を離す時は、トイレ用のサークルにいれてください。 (サークルはトイレ用を作ってください。全面にシーツを敷き詰めます。)

お出かけ時、夜などは 汚れる事を前提に目を離してください。(叱らないで)

シーツはこまめに取り替えます。

おしっこも、うんちも出たら褒める。 出そうになったらやさしく「トイレ、トイレ」などの掛け声をかけて ください。

あきらめないで、根気よく。

月並みな言い方になってしまうけれど・・・仕方ありません。

 

次回でとりあえず、トイレトレーニングは終わりです。

 

 

トイレトレーニング、ここでひとまず終わりにします。

さてさて、トイレも一区切りとしましょう 長々と続いていました、

いつもブログに来てくださるリッキーママさんの トイレトレーニングも参考にしてみて下さい。

ペチャ面倶楽部「なつかしいトイレトレーニング」

リッキーママさんからコメントで寄せられたこの分析も見事ですよ。

 

ただし、チャーリーママさん 私のところがこれだけ見事に成功したのは

・ペットショップにいた期間が極端に少なかったこと。

・その当時は付きっ切りで手をかけられる状況にあったこと。

・一番は冬だったこと!! と言う、環境にあったことが一番のような気がします。

 

 

この、自分はこうして成功した、 だからこれが絶対だ、と考えたり、人に勧めたりする前に 自分の場合と人の場合では、 まず条件として、何が一緒で、何が違うかを考える、 これがトレーニングの基本だと思います。

トレーナーでなくても、このような発想ができることが トレーニングの成功のポイントです。

基本。 失敗を叱らない。 成功を褒める。

以上2点をお忘れなく。

何人かの方から、このトイレトレーニングの記事の連載中に トイレが上手にできるようになってきた、 と報告を受けています。

魔法のようなトレーニングはありません。

必要なのは飼い主さんの犬を観察する力と 優しく誘導してあげる、地道な努力です。

お店で相談を受けても、 「これこれこうだから、こうすれば大丈夫。」 という答えの欲しい方が多いようです。

でも・・・ これまでトイレについて書いてきましたが、 飼い主さんの心構えから始まり、 犬の習性、 何故、そうしなければいけないのか、 何故、叱ってはいけないのか、 どのようなとき褒めればいいのか・・・ など、短時間ではお伝えできない事に気がついていただきたいのです。

このブログにきて、一緒に考えてくださる方は 「え~~~っ!?」 っと思うでしょうが、 面と向かって間違いを指摘されることが嫌いな方が多いです。

だから、飼い主さんと一緒のトレーニングは あまり受け入れられないみたいです。

しかし 飼い主さんが変わらないと 始まりませんね。

今までの方法で上手くいかないのであれば 勇気を持って変えてみましょう。

飼い主さんの方法と意識を変えることによって 犬が変わります。 犬だけが変わることはあり得ません。

 

巣穴(巣)では排泄はしたくないの・・・犬の気持ち

我が家の排泄用の庭・・・排泄用ではないですけど・・・

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広くもない庭が排泄場所になっています。  雨の日にもここで用をたします。

もちろん、お散歩に行った時は外で用をたします。 犬用トイレは家の中にはありません。

 

今日の排せつのお話は トイレトレーニングが、人間のためのものになってませんか? という確認のためのものです。

トレーニングをしていると、 結局犬をどうのこうのではなくて、 飼い主さんの考えや行動を変えてもらうことがポイントになって来ます。

犬の問題だという行動の中でも トイレの問題は非常に相談件数も多いですけど、 排泄する、という犬自体の行動には一つも間違いはないことをまず覚えておいてほしいと思います。

 

どこでしたとしても、 犬には落ち度がないことを覚えておいてください。

さて・・・

ショップでも、一番多い相談事 トイレを覚えない ということですね。

まだ、親元から離してはいけないような時期2ヶ月齢以前では、よたよたしながら 寝床を這い出て、トイレシーツの上でおしっこ、うんちをすると思うんですね。

寝床を汚したくない、という本能ですね。

ペットショップなどで、トイレしつけ済み、といわれるのもこのくらいの時期かな? たいてい、サークル(60×90)の範囲内でのことですね。

月齢が進むと、覚えていたことを忘れてしまったように(その頃になるとサークルから出してもらえるようになりますよね) トイレの失敗をすることが多くなります。

部屋の隅でしたり、洗面所だったり・・ でも、犬はもともと、寝床を汚したくないと思っているので 寝床であるサークルから離れたところで用を足そうとしている? そう考えれば、失敗も当然ではないでしょうか?

 

そもそも、失敗ではない、ということ。

むしろ・・・ 正常に発達していることを喜んであげる方がいいですね。

さらに成長して、お外で用を足せることが、犬として外の世界に出ていける 基本ではないか、とさえ思います。

社会化に失敗している犬は、外ではなかなか用を足せなかったりしますのでね。

 

飼育放棄の原因にも多くあげられる、トイレの問題。

環境問題・社会問題にまで発展しそうな、排泄の問題。

すべて、人間が何とかしてあげなければいけない、何とかできる問題なのです。

 

家を汚されたくなければ、つきっきりで教えられる時間をとってください。

巣穴でを汚したくない犬は、サークル内では我慢しますよ。 出したとたんに失敗するのは、覚えていないからではなくて、 犬本来の本能が壊れることなく残っていることの証明です。

これを考えるとき、ショップのケージの中で、仕方なく用をたす犬の心は 壊れてしまっていると、思いやってあげてほしいと思うのです。

犬を人間社会に適応させようと無理強いすることが、かえって 無駄吠えなどの社会問題になる、犬のストレス行動を生むのでは・・・?

犬の問題行動の多くは 人間側の犬の行動や精神についての不理解が原因だったりするのかなぁ・・・と、 目の前の大きな山にため息が出ます。

 

トイレトレーニングナイスアイディア

 

トイレは外派?家でしかさせない派? 両方派? お散歩ではさせないように、と 家での排泄推奨される地域もあるくらい、マナーの問題衛生上の問題で犬の排泄も気軽に外でさせられない時代になってきました。 犬の数も多いですしね。 犬らしく外でさせてあげたいと思えども、天気や犬と人双方の体調で散歩できないこともあるので、何とかお家排泄できないかな~と思う方も多いですよね。 昨日、おお!と思った記事を発見しました。

 

 

バスマットなんかにしてー!(-_-メ) ってならないところが素敵。とまず思いました。次にバスマットを小さくしていくところでナイス!って拍手👏ですね。

 

 

足の裏の感覚で、「したい場所」っていうのがそれぞれあるのでしょう。 折り合いをつける暮らし、工夫というのはこういうことなんだなと思いました。

トイレトレーニングこそ叱らないしつけです。 正の強化とポジティブな古典的条件づけですね。

 

 

 

 

参考記事

 

charliemama3.hatenablog.jp

 

 

 

 

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