2009年10月14日の「私は社会化のドッグトレーナー」過去記事リライトしました。 久々にコメントを頂いたので。
2009年と言うと、あちこち出張とDog goods ショップと両方で結構てんてこ舞いだったことを思いだします。 なので投稿は前日書いて次の日の朝6時の予約投稿でした。なつかしいです。
今でも、叱る叱らないと言えば叱る。 犬にはリーダーをという声も多い犬の世界でしょう? 2009年にそれをぶち壊そうとか、犬の感情をとか そりゃあびっくりされるはずですよね。 でも、その頃この考え方に出会いチェンジして、犬との暮らしを再構築した方はいます。 でも、現在でも、相手にしてもらえなかったりするのはいったいどうしてでしょうね?
まずは叱らない。 犬語を理解し犬を理解できると良いですね。 そして人間の言葉を普通に話して、犬が理解できるように毎日紡いでいく、そんな感じでどうぞ。
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信頼関係もできていないのに、 叱られれば、 いじめられていると、犬は感じないかな? というと~ってもシンプルなことのために。
トレーニング以前にしっかりとしておきたいこと、です! 耳にたこができるくらい言っている言葉。
絆づくり
犬を初めて迎えた時のときめきを持ち続けたい、ですよね?
さて・・・ 絆ってどうやって作りましょうか?
何をしたらいいのでしょうね? 私は 何もしない、ということがいいと思います。
とりあえずは。
何もしない、というのは無理? 散歩に行ったり、食事をさせたり、お手入れしたり、 毎日何かしなければならない。
もちろんですね。
でも、その「何か」ではないのですよ。
何もしない、という「何も」というのは「しつけよう」という取り組みです。
とりあえず、 しつけようという気持ちを捨てて下さい、とお願いしたいです。
いい仔にしたい、 その気持ちが強すぎて~・・・
食事の前にマテさせていませんか?
要求吠えだと言っては、犬の要求の意味も考えずに 無視し続けていませんか?
歯が当たったと言えば大きな声でびっくりさせられていませんか?
飛びついた、といっては前足をつねられていないでしょうか・・・?
どれも、人はしつけと言います。
それが、私がしてほしくない「何か」なのです。
犬にとっては理不尽な叱り、だと思います。
理不尽なことをする人に、信頼を寄せますか? 私は無理だと思いますよ~。 指示には従うかもしれませんけどそれは信頼とは別の問題だと思います。
座ることが楽しいとインプットされていれば 気持ちが飼い主さんに向いているはずです。 その一瞬でも向いている気持ちをさらにこちらへ集中させるための 毎日の基礎トレーニングなのだと思うのですね~。
何もしないで犬に分かりやすい感情と言葉行動で毎日を過ごしていると スワレ、で座り そこでたとえ吠えが続いていたとしても 飼い主さんに気持ちが行っています。
行っていませんか? (行くように、何もしないを続行します。毎日)
気持ちが行っている、だけど吠えている。
そのとき,あなたは犬に何て言葉をかけますか?
私は 「いけない!吠えないよ」 です。
「うるさい」 って言うのもあり。
これは叱りの言葉ではありません。(言い訳ではないですよ~・笑)
行動の指示です。
理不尽なしつけをされていませんし、ショックを与えられることもありませんので 私からの指示を待ってくれています。
というかそのようになるために、毎日努力するのですけどね。
それが絆ではないでしょうか? 吠えて、座ることを求められた、飼い主を見る、 どうして欲しいかが分からないから、ず~っと見る。
その時、答えを与えてあげるのが飼い主の責任でもあると思うのですね。
なかなか、 なかな~か難しい理屈に感じるかもしれませんね。
ここに来て日が浅い方には特に。 でも、出来れば何度も繰り返し、記事を読んで 私が求めていることに寄り添っていただきたいな、そう思います。