私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

リードワークでこじれた問題を解決する リードワークにかける思い

おはようございます。

今日はこれから小田原お散歩トレーニングです。

パピーの頃を何とか切り抜けて、待ち構えている犬の思春期対応に踏ん張り でも、犬との関係が大きくこじれてしまったということはありませんか?

飼い主さんの試行錯誤が、 行動修正の基本や 犬的な行動のニーズに合っていないところで行われると 最初に思い描いていた穏やかな犬との生活とはかけ離れたものになりがちです。

パピーの拾い食いは特に、飼い主の行動や振る舞いで強化されます。 お散歩デビューをもう少し慎重に考えていただけると良いのかなと思いますが 慎重にワクチンが終わるまで外に出さない という慎重さはNGです。

小さな命のを守る、と言う飼い主的な気持ちが 過剰に犬を守り、犬にとっては

外には危険がいっぱい お母さんの慌てっぷりは尋常じゃない ということになり、やがて飼い主さんの制止も聞かずに

危険だと思えば逃げたり固まったり 吠えたり噛みついたり むしろ問題が大きくなって行きます。 そういう状態になってから相談を受けると 飼い主さんの犬のトレーニングや飼育の思い込みもある程度固まってしまっているし 犬の行動もいろいろ複雑にこじれて、飼い主からの強化を受けすぎて さあどこから手をつけようかな と言うようになっています。

犬が拾い食いしたり、吠えたり、引っ張ったりすると 皆さんリードを短く握り直しますよね?すると問題が大きくなってませんか? まずはここから見直していきます。

心配のあまり犬に近づいてああだこうだ言ったりおやつで釣ったり抱っこしてしまったり。 すると問題が大きくなっていませんか? 犬は飼い主さんのそばが居心地悪くなっていませんか?

ここを見直していくためにまずは、3メートルリードを伸ばして飼い主さんが心穏やかに

そこに居られますか?

を見てみます。

心穏やかにいられないのは、自分が見ていないと、自分がつかんでいないと 犬が何をするかわからないから不安で仕方がない からではないか? 不安をなくすためにリードを持つ手に力が入っていないか? 声かけが多すぎないか? すぐに抱き上げてしまっていないか?

どうですかね?このような問いはなかなか自分を見直さなくてはいけないので ほっといてほしい感漂いますが、 長年の経験から、問題をこじらせているものが分かっているので、ここは外せないです。

私自身、ようやくリードワークが完成に近づき、 吠えの軽減も怖がる犬のリードワークもほぼほぼ思い通りのものを提供できるようになりました。

数年前リードワークワークショップで修了証をお出ししましたが、 リードワーク道への扉を開ける鍵を手渡したくらいなものなので、 巧みの技を目指す方はぜひぜひ、リードワークの理論と実践を一からお願いします。

これによって、犬の問題は自分の問題 を示せるようになってきます。

犬の幼稚園では犬に吠えないのに、お散歩で犬に激吠えするのはなぜ? 私がリードを持つのと飼い主さんが持つのとでは犬の様子が変わるのはなぜ? などなど、リードの使い方で犬の行動は変わります。 すると、戸外で犬たちは犬の楽しみを満喫できますから わざわざ複雑な問題行動で憂さ晴らしすることがなくなって行くんですよね。

こじれた問題の糸口は意外なところにあったりします。

ぜひぜひ、学びの扉を開けてください!

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