私は社会化のドッグトレーナー 第3章

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

ゴミ箱を漁るいたずらには?トレーニングの基本

twitterは3回くらいアカウントを作り直してはつぶやき、で 今は個人の名前でつぶやいているものと スクール用のアカウントがあります。 https://twitter.com/c_dogschool

個人レッスンの他に、メール相談も10年以上続けています。 LINEの公式アカウントでは簡単なお悩み事に応えることも始めています。

そこでは、 チャーリードッグスクールの目指すところというのは当然共有していない状態で

「○○なんですけど」

という相談が入ります。

たくさんのお悩みに接していると、飼い主さんが持つ「犬」についての知見が 10年前とあまり変わっていないし、むしろたくさんの情報の中で混乱しているようにも感じます。

最近多いのは 「叱らないで犬に優しくおやつを使ってトレーニングしているんですけど吠えがますます悪化している。」 というような吠えの悩みでしょうか。 旧来の服従訓練系のトレーニングで飼い主さんとの関係がこじれている、というのもまだまだ多いです。

昨日つぶやいたものですが

「トレーニングの基本」を犬の専門家と言われる方たちが共有できていないという。 まずは、いたずらできないように環境を設定しておく。 というのは基本中の基本。 ここを、

 

いたずらできるようにわざとその環境に置いて、いたずらするや否や厳しく叱って 犬がもう二度としません、というようにするのがトレーニング。

 

と信じて疑わない人が、多いのでしょうか。

失敗=いたずら(犬は失敗とは思わないわけで)しないように サークルを使う リードで係留する 多頭の場合は部屋をわける などなどの「管理」こそが犬との暮らしのスタートに必要なことです。

閉じ込めておくとストレス、かわいそうと感じて 犬から目を離すときにもそのままにして置き、噛んではいけないものを噛むとか あちこち排泄してしまうとか ピンポンが鳴ったら走りまわって吠えまくるとか、 管理不足から定着した行動を、犬がワガママだからとか言うことを聞かないとか 犬が不憫な感じ。 最初は管理によって防ぎまくることが第一なんですよね。

管理には「叱ること」は出る幕がないです。失敗は人の失敗であるので 犬をどうのこうのする、というのは家庭のマナーを教えるうえで、まず最初は考えから捨てなければならないと思います。 仔犬育ては忍耐ですねぇ。

頑張ってくださいね。

ダンバー博士の子イヌを飼ったあとに

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